協力ゲームの傑作にして、秋山のオールタイム・ベストでもある『パンデミック』シリーズに、新たな仲間が加わりました! その名も『パンデミック:ホットゾーン』。
早速、購入して遊んでみました!
ゲームの概要
人類の命運は君たちの手にゆだねられた!
パンデミック(Pandemic)とは、ある感染症や伝染病の世界的大流行のこと。
このゲームは北米大陸に拡大しようとする感染症の根絶をテーマにしている。プレイヤーは、高度な技術を持った医療研究チームの一員となり、
北米に発生した人類の生命にかかわる3種類の病原体による感染症の治療を行い、拡大を防いでいく。しかしちょっと手を抜くとたちまち感染が拡大し、ゲームオーバーとなってしまう。
このゲームは、プレイヤー同士で協力して3種の病原体に対応する治療薬を、
http://hobbyjapan.games/pandemic-hot-zone-north-america/
すべて開発できればプレイヤーチームが勝利する、多人数協力型ゲームだ。
『パンデミック』は、初版が2008年にリリースされた協力ゲーム。
プレイヤー全員が仲間となり、世界的流行する感染症と向かい合います。
ここ数年は年1のペースで、カードゲームやダイスゲーム、レガシーやクトゥルフとのコラボなど、様々な独立型拡張がリリースされていました。今回、紹介する『パンデミック:ホットゾーン』は、シリーズの最新版と言えます。
と、言ってもシリーズのファン向けの作品というわけではなく……、
『パンデミック:ホットゾーン』は、人気の協力型ゲーム『パンデミック:新たなる試練』をコンパクトにして、
http://hobbyjapan.games/pandemic-hot-zone-north-america/
短時間でプレイできるようにデザインされた、単独で遊べるゲームです。
基本的なゲームシステムは同じですが、「舞台を北中米カリブ地域に限定」、「病原体は3種類」、
「プレイヤーの役割は4種類」、「調査基地はCDC本部のあるアトランタのみ」などの変更があります。
そう、どちらかと言うと『パンデミック』を知らない、ボードゲーム初心者向けのタイトルなのです。
今までは同デザイナーによる『禁断の島』が、シンプライズした『パンデミック』と言えたので、勧誘用には『禁断の島』が最適と考えていましたが、今後、シリーズのファンを広げようと思ったときは、こちらを使うことになりそうです。
ゲームの感想
初心者でも気楽に遊べるように、様々な点においてダウンサイジングされている『パンデミック:ホットゾーン』ですが、一応、難易度を変えつつ遊べるように「危機カード」というゲームを難しくさせる要素を加えることが可能です。
今回は、ぺこらさんと2人で遊びましたが、ふたりとも慣れてるからと最初から英雄レベルで挑戦しましたが、運に恵まれたこともあり、とくに危なげなくあっさり初見クリアできてしまいました!
と言うわけで、初心者向け難易度という言葉を噛み締めつつ、そっとゲーム棚に収納したのですが、上述の通り、これから『パンデミック』を紹介したいひとには、初めてのゲームとして最適であるように感じたので、布教目的では、積極的に起用したい所存です。
一緒に遊んだぺこらさんとの対談
終わりに
『パンデミック:ホットゾーン』を遊んで「面白かった!」という方は、是非、基本の『パンデミック』も遊んでいただきたいですね。
プレイ感は同じでも、難易度はぜんぜん違うので! 楽しんでください!!