秋山真琴です。7月20日のNintendo Direct miniで『真・女神転生V』の最新映像が公開されると同時に2021年の発売が発表され、またシリーズで随一の人気を誇るも、入手難の状況が続いていた『真・女神転生Ⅲ』のSwitch移植が発表されました。
これを受けて、つらつらと雑談します。
シリーズを網羅したいという気持ち
全部、知りたい。
ある種の知識欲、もしくは好奇心でしょうか。
知り尽くしたい、という気持ちがあります。
どうせ遊ぶなら美味しいところだけ、ちょっとかじるのではなく、時系列順に、1作目から最新作まで、隅から隅まで味わいたいです。
しかし、長きにわたるシリーズ作だと、ハードの観点から追うのが現実的ではなかったりもして、ある程度は諦めざるをえない。分かっています。
メガテン&ペルソナ履修状況
恥ずかしながら、クリアに至ったのは2作だけです。
3DSLLを買ったときにキャンペーンを利用して、無料でダウンロードして遊ばせていただいた『真・女神転生4』。
そして、実況プレイ動画がきっかけで遊んだ『ペルソナ3 ポータブル』だけです。
その他は、遊び始めたけれど、途中で投げ出したというケースが圧倒的で、今までに『真・女神転生1』『真・女神転生2』『女神転生外伝 ラストバイブル』『女神異聞録ペルソナ』『ペルソナ2 罪』『デビルサマナー ソウルハッカーズ』『デビルサバイバー 2 コードブレイカー』は、すべて途中で諦めています。
欲望に忠実に従って考える
まず現行シリーズの原点とも言える『真・女神転生』と『真・女神転生2』は、絶対に抑えたいですね。『1』はSwitchで遊べるので問題ありません。
続いては『真・女神転生』の正統進化と認識している『真・女神転生 デビルサマナー』と『デビルサマナー ソウルハッカーズ』ですかね。前者はPSP、後者は3DSがあるので問題ありません。ちなみに初めて遊んだメガテンは叔父の持っていた『真・女神転生2』ですが、あまりの怖さと難しさに、早々に放り出して、次にシリーズを認識したのは『ソウルハッカーズ』がセガサターンから発売されたときです。ネミッサの美しさに目を奪われましたが、サターンは持っていなかったので、そっと見送りました。
『旧約・女神転生』『魔神転生』『女神転生外伝 ラストバイブル』『真・女神転生 デビルチルドレン』からは、そっと目を離しつつ『デビルサマナー』の正統進化と認識している『女神異聞録ペルソナ』……に行く前に『真・女神転生if...』を、念のため抑えておきたいですね。
『女神異聞録ペルソナ』まで来たら、一気にペルソナを網羅したいのですが、いったん『デビルサマナー 葛葉ライドウ』と『DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー』に寄り道してから『ペルソナ2 罪罰』『ペルソナ3』はさすがに覚えているのでスルーして『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』と『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』そして『ペルソナQ』と言ったところでしょうか。
ペルソナを終えたら、また戻って『女神異聞録デビルサバイバー』を遊んでから、『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』で初心に帰り、満を持して『真・女神転生3』のリメイクを遊び、念のため『真・女神転生4』を遊び直し、実は完全版ではなく続編だったらしい『真・女神転生4 FINAL』をクリアして、『幻影異聞録♯FE』とついでに『十三機兵防衛圏』で気持ちを整えつつ、万全の体制で『真・女神転生5』を待つ……!
完璧過ぎます。
我に返って落ち着いて考える
と、ここまでウキウキで考えましたが、現在、我が家には3DSLL、PS3、Switchしかハードがありません。PS2を買い直したり、PS VitaやPS4も必要です。
また、ゲームを遊ぶのに投じることができる時間にも限りがありますし、高い難易度やマッピング必須な3Dダンジョンに耐えられる気がしません。
欲望のままに、シリーズ全作を網羅するのは、現実的とは言えないでしょう。
そこで、我に返って落ち着いて考え直してみました。
まず、難易度と3Dダンジョンの観点から『真・女神転生』『真・女神転生2』『デビルサマナー』『ソウルハッカーズ』『女神異聞録ペルソナ』は見送りです。
次に所持ハードの観点から『真・女神転生if...』『葛葉ライドウ』『アバタール・チューナー』『ペルソナ4』『ペルソナ5』は見送りです。
こうなると『ペルソナ2 罪罰』と『ペルソナQ』等を遊ぶのも、なんだか連続性に欠けるので、いったん置いておきます。
残るのは『女神異聞録デビルサバイバー』『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』『真・女神転生4 FINAL』『幻影異聞録♯FE』の4作です。
ふーむ……。
そもそも何を求めているのか
落ち着いて考えた結果、ずいぶん偏ったタイトルになってしまいました。と言うか、これがほんとうに遊びたかったゲームなのだろうか? と悩ましいものになってしまいました。
そこで、原点に立ち返り、そもそも、どうしてシリーズを網羅したいと思ったのか、を考え直すことにしました。
言うまでもありません、真・女神転生のシリーズに通奏低音の如く共通するテーマや世界観、雰囲気を味わうことです。それはたとえば、日常に狂気が忍び寄り、じょじょに瓦解し破滅的で陰鬱な地獄のごとき様相を呈していく展開であったり、神や仏すらも一様に悪魔と位置づける人間の不遜さであったり、極限の状況下にあって究極の二択を突き付けられる困惑と苦悩であったり……そういうシリーズ全体に横たわる、言わばデザイナーの哲学に触れたいのです。
結論
まずは『真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY』ですよね。
それから『真・女神転生4 FINAL』でしょうか。
『真・女神転生』と『真・女神転生2』は、いったんプレイ動画などを見て、やっぱり自分で遊びたい! という気持ちになったときに改めて検討で良いでしょうし、ペルソナシリーズは今後の移植に期待するか、Steam環境を整えることを検討でしょう。
部屋のどこかにある『Persona(女神異聞録ペルソナ)』と『デビルサバイバー 2 コードブレイカー』の発掘も、一考の余地がありますが、いったん後回しで構わないでしょう。
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY - 3DS
- 発売日: 2017/10/26
- メディア: Video Game
終わりに
そもそも、真・女神転生に限らず、遊びたいデジタルゲームは無限にありますし、積んでいるアナログゲームも多いですし、なんなら積んでいるゲームブックも多いですし、果たしていつになるかは分かりませんが、せっかく検討したことですし、少しでも遊び進めたいなと思う限りです。
そして、そう言えば、半年ほど前にも同じようなことを考えていました。あー、ガガーブトリロジー遊びたい……。