SCRAPの謎の定期便「Mystery for You」の10月分3作『矢印の先へ』『突然のダイレクトメッセージ』『ウィルス対策奮闘記』をクリアしました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
Mystery for Youとは
リアル脱出ゲームのSCRAPが、毎月あなたのためにセレクトした謎や物語を、お届けする「謎の定期便」(サブスクリプションサービス)をスタート。
https://www.scrapmagazine.com/mysteryforyou/
一度、支払い設定をすると、毎月、自動的に引き落としをされ、謎診断の結果に基づき、オススメの謎を届けてくれるサブスクリプションサービス、それがMystery for Youです。
サービス開始当初はプランがひとつしかありませんでしたが、10月分から従来の「基本プラン」に加えて「よくばりプラン」が用意されました。
毎月、あなたのお家に驚きの仕掛けや感動が詰め込まれた謎や物語をお届けします。
https://www.scrapmagazine.com/mysteryforyou/
折ったり切ったり仕掛けいっぱいの謎、心温まるストーリーに包まれた謎、超高難易度なパズル。あなたにピッタリ合うのは何でしょう?
どんな体験が届くのか、それは未来のお楽しみ。
毎月の謎は3種類あり、謎診断に基づき3種類のいずれかが選択されていたのですが「よくばりプラン」を選ぶと3種すべてが届くようになります。
合わせて、サービス継続12ヶ月の特典として、セレクトしなかった他の謎解きが後追いで購入可能になりました。おそらくはそれを見据えて、今までに届いた謎がどの種類なのか分かるように「花の謎」「月の謎」「雪の謎」と表記されるようになりました。
私の場合、6月の『届かなかった手紙』が雪の謎、7月以降の『忘れられたルール』『パタパタパズル工場』『ココロの視力検査』が月の謎でした。
察するに「心温まるストーリーに包まれた謎」が雪の謎、「超高難易度なパズル」が月の謎として取り扱われているようです。
『矢印の先へ』の感想
前置きが長くなりましたが、各作品の感想に入ります。
まずは『矢印の先へ』から。
クリアに要した時間は35分。
内容をかんがみて「折ったり切ったり仕掛けいっぱいの謎」に相当するように考えられます。3作のなかでは最後に遊んだのですが、いちばん謎解き感があったと言うか、若干、導線には難が見受けられましたが、その点も含めて「謎を解いた!」という気持ちに浸れました。
私の中で、Mystery for Youはストーリー系とパズル系しかなかったので、はじめて王道謎解きに触れましたが、かえって新鮮に感じました。
『突然のダイレクトメッセージ』の感想
クリアに要した時間は25分。
遊び終えてから気づいたのですが、これが「心温まるストーリーに包まれた謎」かもしれません。それほどグッと来たわけではないですが、ほんのり良かったかなという印象です。
謎解きとしても、ちょうどよい感じでした。
『ウィルス対策奮闘記』の感想
これは強敵でした。
クリアに要した時間は2時間20分。
今までにもっとも長かったのは『パタパタパズル工場』の2時間で、次が『ココロの視力検査』の1時間10分だったので、今回は最長です。しかも難しかったですね。何度、ヒントページのお世話になったことか分かりません。歴代のMystery for Youの中でも、最重量と言えるのではないでしょうか。
他2作の傾向から察するに「超高難易度なパズル」枠だと考えられますが、遊んでいるときはパズルだとは感じませんでした。ストーリー要素がありましたし、謎解きのバリエーションも広かったので、パズルというより、ただ単に「超高難易度」と言えるでしょう。
満足度高めなので、個別に購入できる機会を得た方には、強くオススメしたい1作です。
終わりに
既に11月分が届いて久しいですし、もう少しすれば12月分が届くことを考えれば、周回遅れの感が否めません。
11月分も積まずに早々に遊びます!