ホビージャパンより発売されている『アンロック! タイムレスアドベンチャー』を遊びました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
『アンロック!』シリーズは、フランスのSpaceCowboys社よりリリースされている謎解き系のゲームです。1箱に3種類のシナリオが含まれており、それぞれ制限時間60分以内に、状況からの脱出や解決を目指すという仕組みです。
主なコンポーネントは、カードのみであることが多く、カードから得られる情報を元に、導き出した答えをアプリに打ち込んで、ストーリーを進めるという形式です。
コンポーネント破壊はありませんが、その性質から1回限りのゲームと言えます。
『アンロック! タイムレスアドベンチャー』は『アンロック! エスケープアドベンチャー』に始まるシリーズ第6弾となります。
『ノーサイドショー』の感想
街にやってきたディオセンサーカスが無料入場券を大盤振る舞い。チケットを入手したプレイヤーはサーカスを訪ねるのでした、というストーリー。
遊んでいたときは違和感を持ちませんでしたが、どうして観客であるはずのプレイヤーが、サーカスの各演目を成功に導くために奔走したのでしょうか? と、気になりましたが、ゲームとしては活気があって面白かったです。いかにもサーカスらしい、さまざまな演目をトンデモな方法で解決していくのが面白かったですね。
『アルセーヌ・ルパンと大きなホワイトダイヤモンド』の感想
これは、けっこう面白かったです。
プレイヤーはパリの児童養護施設でくすぶっている少年となり、ある人物から受けた依頼を遂行することを目指すというストーリーです。
フランスのパリには、人生で二度ほど訪れたことがあるのですが、このシナリオではパリのマップが用意され、あちらこちらに移動するのですが、なかには行ったことがある場所もあったりして感慨深かったです。
ストーリーもしっとりと味があって良かったです。
『ロスト・イン・ザ・タイムワープ!』の感想
激烈に面白かったです。
『アンロック!』シリーズの中でも、いちばんに好きですし、今までに遊んできたリアル謎解きゲームの中でも、屈指の面白さです。
プレイヤーはアルキビアデス・テンプスという発明家の友人となり、彼の家を訪ねます。しかし、そこに彼の姿はなく、あったのは時間の研究に関する諸々……という出だしです。
ネタバレになってしまうので、なんとも言えないのですが、他作品を挙げるとするならば、たとえば『クロノトリガー』でしょうか。
傑作中の傑作だったのですが、なにを言ってもネタバレになってしまうのが辛いところです。とにかく傑作なので、タイムリープ物がお好きな方は、絶対にチェックすべき、です。
一緒に遊んだぺこらさんとのラジオ
終わりに
と言うわけで、現在リリースされているシリーズ第6弾まで駆け抜けました。
日本語版は未リリースですが、既に第7弾の『Epic adventures』と第8弾の『Mythic adventures』はリリース済みです。日本語版が出るのが楽しみですね。