OKAZUbrandさんのゲームマーケット2020秋の新作『ボムスカッド』を遊びました。
2人から5人で遊べる協力ゲームです。
ゲームの概要
特務機関の爆弾処理隊になって、チーム全員で協力して爆弾を解体しよう!
https://okazubrand.up.seesaa.net/page/bombsq.html
数字が見えない相手のタイルを推理とアイテムの力で予想して、自分の手元タイルとで数字を揃えてコード切断!
チュートリアルから最大難易度まで楽しめる、50シナリオのミッション付き!
全50のミッションを持つ協力ゲームであるという点において『ザ・クルー』に近しいゲームと言えます。
ただし、やることはトリックテイキングではなく、言わばババ抜き。裏向きになったタイルが、左から右に昇順に並んでいることをヒントに、言い当てることでゲームから取り除き、爆弾タイルだけをゲーム終了時まで残すことができれば勝利します。
ゲームの感想
はじめに謝っておきますと、まだ最後までクリアしていません。
シナリオ1からシナリオ13までを4人プレイで4時間、シナリオ14からシナリオ30までを2人プレイで3時間30分。計7時間半ほど遊んで、まだ50シナリオ中30シナリオしかクリアできず、いったんお休みとすることにしました。
ゲームとしては、とても面白いです。
プレイ感としてはボザの『花火』に通じるところもあって、ヒントが使える場面では安全のためにヒントに逃げることが多いですが、ときには思考を重ねることで、裏向きになっているタイルの数字が透けて見えるときがあって、そんなときは、とても快感です。次の手番プレイヤのことまで考えてゲームを進めると順調に進みますが、あんまり他プレイヤに配慮すると、自分がいびつな行動を取ってしまい、それが他プレイヤの推理を邪魔することもあるので注意が必要です。
ミッションをこなすごとに、加わっていく新コンポーネントに新ルールと、少しずつ難しくなるバランスも魅力です。協力ゲームがお好きな方には、自信をもってオススメできます。
難点は、ゲームのセットアップに時間を要することでしょう。
すべてのタイルを集めて裏向きにしてよく混ぜて、爆弾タイルを取り出してシャッフルしてひとつだけ入れて、スタータイルも取り出してシャッフルしてひとつだけ入れて、ひとりずつタイルを取っていって、左から右に昇順になるように並べる。
何度も遊ぶ系のゲームにしては、いざ遊び始めるまでの工程数が多く、やや煩雑です。
候補となる爆弾タイルやスタータイルも、メモを取ったりして覚えるしかなく、プレイアビリティもだんだん気になってきます。
まだ、遊んでいるうちに、いちぶタイルが剥げてしまい、ガンがついてしまいました。
こういった諸々が積み重なって、シナリオ31以降はいったんお休みという判断をしました。
しかし、ゲームとしての面白さを保ったまま、これらの難点を解決するのは、かなり骨が折れそうです。シンプルな解決方法は、デジタル化してしまうことかもしれません。そうすればセットアップは一瞬で終わりますし、ガンがつく心配もありません。うっかり袖を引っ掛けてしまい、タイル立てをひっくり返してしまう心配も消えます。
終わりに
と言うわけで、プレイアビリティの点において難が認められますが、ゲームとしては繰り返しますが、めちゃくちゃ面白いです。
のんびり時間を掛けてシナリオ50まで遊び進めていく予定です。