皆さん、こんにちは。秋山です。
2019年にイマーシブシアターという概念を知って、2020年はイマーシブシアター及び演劇を学びたいと考え、10作以上をネット含め観劇しました。その中で、特に面白かった5作を紹介させてください。
「SECRET CASINO」
まずは、私がイマーシブシアターを知るきっかけとなった、SCRAPのきださおりさんが手掛けたインサイドシアターの第1弾『SECRET CASINO』です。
正直、2020年は、きださおりさんのコンテンツに触れまくった年で『のぞきみZOOM』に始まり、各種『泊まれる演劇』シリーズに、インサイドシアターと山ほどあったのですが、振り返って俯瞰して、いちばんバランスが良かったのは『SECRET CASINO』かなあ、と思っています。
「ESCHATON」
続いてはニューヨークで開催されている『ESCHATON』です。
これは、ほんとうに鮮烈な体験で、国内で発表された、どのイマーシブシアター作品よりも、あらゆる意味で次元が異なっており、ほんとうに勉強になりました。言語の壁に加えて、隠されている世界が膨大で、しかも季節に応じたイベントもあったりするので、まだまだ片鱗にしか触れられていませんが、海外規模の作品にインターネットを通じて気軽に触れられるのは、ありがたい限りです。
「メモリー×メモリー」
特に取り上げたいイマーシブシアターは以上で、ここからは演劇です。
シベリア少女鉄道さんの『メモリー×メモリー』です。後から知ったのですが、オンラインでシベリア少女鉄道さんを観劇できるのは、かなり貴重な機会だったとのことで、機会に恵まれたとしか言いようがありません。
劇としても非常に素晴らしく、大好きになりました。
「メビウス」
続いては演劇と言うか、朗読劇なんですけれど『メビウス』これは、とても良かったです。
コロナ禍にあって2020年は無観客配信という概念が、一気に広がりましたけれど、この公演は、そのはしりのひとつではないでしょうか。
「斯くして我は独裁者に成れり 幕末 - On Stage -」
最後は演劇ともイマーシブシアターとも、ちょっと違うような気もしますけれど『斯くして我は独裁者に成れり 幕末 - On Stage -』です。
舞台上で演技をしながら、実際に『斯くして我は独裁者に成れり 幕末』を遊んでしまおうという意欲的な作品なのですが、ライブ感がとてもあって良かったです。
終わりに
ふと気づいたら5作中4作がオンライン配信でした。
私のような、これから演劇を学びたいと思っている人間からすると、オンライン配信は気軽に楽しめるのでありがたい限りですね。今年は劇団四季と宝塚にチャレンジしたいなと思っています。