ホビージャパンから日本語版がリリースされた『ミクロマクロクライムシティ』を遊びました。
箱には1~4人用とありますが、全員協力型の推理ゲームなので、極論、何人でも遊べます。
ストーリーカードを読み、事件を解決するため、街のイラストが描かれたポスターをくまなく眺め、事件を解決する。
最初にルールを聞いたときは、ただの『ウォーリーをさがせ』だと思いました。
でも、遊び始めてすぐに気づきました。これは、まさしくミステリーゲームです。

ホビージャパン ミクロマクロ:クライムシティ 日本語版 ボードゲーム
- 発売日: 2020/12/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
「ミステリーゲーム」とは何か?
最近、多用している、たとえ話をさせてください。
辞書にAと書いてあるのを思い出すのがクイズ、ルールに従ってAを導き出すのがパズル、AがA'になる法則を見て、BからB'を導き出すのが謎解き、そしてABCを見てCを推理するのがミステリーです。
もう少し言葉を使うと、現場の状況、残された手掛かりから、そこであったことを推理するのがミステリーなわけです。
そして、この定義に従うと『ミクロマクロクライムシティ』は、まさしくミステリーゲームで、しかも傑作でした。
詳しい感想はラジオで語りましたので聞いてください。
これは、しかし、ほんとうに発明です。思いついて、しかも実装されたデザイナーには、尊敬の念を抱きます。
今のところ2021年のボードゲーム・ベスト10入りは、わりと確実。そんなオススメ作品です。