前田司郎監督による配信映画『THE ORINGPIC』を見ました。
なんだかよく分からない異形なる怪物のような作品でしたが、そっと感想を書きます。
作品の概要
前段の説明として。。。。。。前田司郎率いる劇団「五反田団」の毎年恒例のイベントとして『新年工場見学会』というものがあります。
年末にメンバー全員が集まり、一気に脚本を書き、練習し、年始の数日間にだけ上演するという即興的な演劇です。
今年はコロナ禍ということもあり開催を断念したそうですが、代わりに配信映画を作ったとのことで、その作品が、今回、紹介する『THE ORINGPIC』です。
作品の感想
正直、どのように形容すればいいのか分かりません。
タイトルからも察せられる通り、テーマは、オリンピックです。
リモート開催やボランティアといった存在が、ときに面白おかしく、ときに滑稽に描かれます。とは言え、明確に笑いを取りに行っているわけではないように思えるので、いわゆるギャグ映画ではなく……風刺度の高い作品、あるいはシュールな作品、といったところでしょうか。
好きとも嫌いとも判断できない、えたいの知れない作品だったのですが、ある種、不可解な魅力を抱えているようには感じました。
ラジオでも少し感想を語りましたので、よろしければ聞いてください。
終わりに
五反田団さんの演劇は、かつてに1度だけ見ましたが、それっきりになってしまっていました。
久々に触れることができて良かった……と思うと同時に、それがこれで良かったのか? という気はします。