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ゲーム『龍が如く5 夢、叶えし者』プレイ日記第3回

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 順調にプレイを進めている『龍が如く5 夢、叶えし者』
 ついに大阪編こと第3部をクリアしました。相変わらずネタバレ全開なので、ご注意ください。

第1章~第2章

 第3部の主人公は、澤村遥。
 第1部の主人公だった桐生一馬に育てられた少女で、沖縄のアサガオを離れ、現在は大阪で芸能事務所ダイナチェアの社長である朴美麗の元で、アイドルデビューを目指し特訓中。
 と言っても、実際にやるのはリズムゲーム。アイドルソングに合わせて、踊る澤村遥を見ながらボタンをリズミカルに押していきます。
 この手のゲームは、あまり好みでなく、初音ミクのProject DIVA以外は、あまりやる気になれないのですが、第1部で充分に桐生一馬に感情移入していたので、彼のためにも澤村遥をアイドルデビューさせなければと気持ちが奮い立たされました
 遊んでいる最中は、ゲームの仮想性について思いを馳せました。
 特に握手会のところなんですけれど、握手会のサブミッションは、ほんとうに退屈で、やってきたお客さんが目の前に立ったら□ボタンを押して握手するだけなんですよね。お客さんの台詞に合わせて、返答内容を考えるのもありますけれど、色を見るだけでOK。操作的には平易で、アクションゲーム的には面白くともなんともありません。
 しかし、ゲーム的には□ボタンを押すだけだけれど、ゲーム内では遥は手を伸ばして、ファンの手を取っているのです。そして、短い時間ではありますが、ファンと言葉を交わし、その心を掴んでいるのです
 そう考えると□を押す手にも、ちからが入ります
 ファンとのつながり、そのひとつひとつを大事にせねば……! そんな心持ちです。
 第2部でマタギとなって、感謝しつつ狩りをしたときも思いましたが、『龍が如く』という作品が持つリアリティが深い故でしょうね。


 ストーリー的には、やっぱり第2章の結末が転機、でしょうね。
 買い物のシーンくらいから、朴さんが凄まじい勢いで死亡フラグを上げはじめたので、


え、朴さん死ぬの? でも、なんで? 死ぬとしたら、朴さんの元旦那が堂島大吾か真島吾朗、もしくは未登場の近江連合幹部か東城会幹部ならありうるけれど……?


 と想像しつつタクシー内での会話を見守っていましたが、まさかまさかでしたね。
 後、第3章ですけれど、堀江博が落下する場面は、もう死ぬほど鳥肌が立ちました。

第3章~第4章

 第3章に入っていきなり登場した秋山駿でしたが、スムーズに感情移入できました。
 なんか、もっといかがわしい職業なのかと思いましたが、意外に懐が広く、思いやりがあって、ジョークも分かるいい男でしたね。
 第2部の第4章で、山を降りた冴島を待っていたのが月見野での大量サブイベントで、少し辟易したことを覚えていますが、今回も主人公が澤村遥から秋山駿に変わった瞬間に、街中にクエスチョンマークが溢れかえり、ちょっとため息が出てしまいました。


 第2部第2章でも、網走刑務所内で探偵めいた行動をさせられましたが、今回も探偵的な動きで楽しかったです。
 定番の私立探偵も好きですけれど、探偵以外の職業が探偵的行動を取るのも面白いですね。特に秋山駿は大金を転がせるスカイファイナンスの社長でありながら、キャバクラの店長でもあるというポジションで、そんな彼が探偵のような行動をするのは非常に面白かったです
 朴社長と堀江が退場した後は、秋山駿が秋山Pとなり遥を導くのかとも思いましたが、さすがにそんな展開にはなりませんでしたね。
 それはそうと遥って桐生一馬だけでなく、秋山駿そして真島吾朗とも知り合いなんですね。ニンベン師なんていう言葉も知っているし、かわいらしい見た目に反し、すごい過去があるのでしょうね……。

終わりに

 わりあいさっくりと第4章が終わり、第4部に入ったわけですが、第4部の主人公である品田辰雄は、びっくりするくらい感情移入できないですね。
 街の人々にこそ愛されていますが、だらしない見た目に風俗ライターと、なんだかどうしようもない感じです。野球もそんなに興味ないですし、途中で飽きてしまわないか不安です……。

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