サザンクロスゲームズさんのゲームマーケット2021秋の新作『獅子と法冠』を遊びました。
1人専用のトリックテイキングゲームです。
ゲームの概要
プレイヤーは教皇特使となり、百年戦争の真っ只中にある英仏の戦争に介入し、大国イングランドの爪を折り、フランスに肩入れします。
具体的にはイングランド対フランス&あなたという3人戦をトリックテイキングゲームを、ひとりでコントロールします。最終的にイングランドより多くのトリックを獲得することを目指します。
ゲームの感想
激烈に面白かったです。
最初にトランプのカードを3つに分配するのですが、イングランドのデッキは、ほぼAと絵札から形成されており、まさしく最強と言えます。
フランスとプレイヤーが務める教皇特使のデッキは、残ったカードから形成されており、ふつうに戦ったら絶対にイングランドには勝てません。
勝利への小さな光、それはイングランドにフォローさせないこと、です。
カード構成を見極め、場をコントロールすることで、うまくフランスに勝利を貢ぐことが大事です。
と、勝つためのコツを言うのは、かんたんなのですが、これを実践するのは、なかなかに難しく、ぜんぜん思った通りに進められないのです。
イングランドの破壊力は強く、多少、弱体化させたところで、こちらが全力を出せていないと返り討ちにあいますし、頼みの綱のフランスも、変な動きをすることがあるので、なかなか上手いように行きません。
タイトルにも書きましたが、歯ごたえたっぷりです。遊びごたえのある1人用トリックテイキングに興味のある方は、是非チャレンジしてみてください。
終わりに
感想を書きましたが、実は、未だにイングランドに勝てていません。
けっこう、良いところまで行けそうな瞬間はあるのですが、最後の最後で失敗したりして、あと一歩というところで負けてしまいます。
かなり絶妙な難易度で、気に入りました。