雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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サイバーパンク世界の廃墟探索が楽しい『METROPOLIS ESCAPE』の感想

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 よだかのレコードさんのドラマチック謎解きゲーム32弾『METROPOLIS ESCAPE 滅亡した都市からの信号』を遊びました。
 謎解き×メトロイドヴァニア、と銘打たれた作品です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 1チーム5人で挑む、ホール型のリアル謎解きゲームです
 プレイヤーは遺跡調査隊のメンバーとなり、滅亡した都市メトロポリスを訪れます。
 ある事件に巻き込まれたプレイヤーは、謎を解きながらメトロポリスを探索し、秘密を暴いていくことになります。

ゲームの感想

 非常に面白かったです
 遺跡の入り口から調査をはじめるのですが、謎を解くごとに行動範囲が、どんどん広がっていくので、世界が拡張される感覚がありました。
 ある種、多くの行き来できるルーム型を、仮想的にホール型に落とし込んだようなイメージでしょうか。
 実際には、チーム単位に与えられる端末を受付に持っていき「ここに移動したいです」と申告することで移動できるけっこう煩雑なのですが、想像力を膨らませられれば、充分に探索している感を味わうことができました。


 高い体験感を得られた理由のひとつに待ち時間が皆無だったことが挙げられるかもしれません。
 公演終了の間際に飛び込んだのですが、実は、参加チームが、わたしとぺこらさんの2人しかいなかったのです。
 以前に『documentary』を遊んだときも1チームしかおらず、ホール型公演をルーム型のように贅沢に体験させていただきましたが、今回は1チームどころか2人しかいなかったので、プレイヤーよりスタッフさんの方が多かったくらいです。
 なかなかのレアケースでしたが、こうなったら全力で駆け抜けて、華麗にクリアするしかありません! という心理状況も体験感の向上に繋がったのかもしれません。


 ゲーム中、ヒントは、ほとんど求めませんでした。
 本来は1チーム5人なので、ひとりが解かなければ小謎が2倍以上です。
 しかし、待ち時間がゼロであることに加え、スタッフさん側がこちらの状況を理解してくださっています。そのためスピーディに受付を行ってくれるので、時間的にはちょうど相殺されたのかもしれません。


 非常に面白かったのに、どうして参加者が少なかったのか?
 理由のひとつに「謎解き×メトロイドヴァニア」というキャッチフレーズがあるかもしれません。
 子どもの頃に『メトロイド』も『悪魔城ドラキュラ(キャッスルヴァニア)』も好んで遊んでいましたが、これらのゲームの俗称として「メトロイドヴァニア」という言葉が存在するとは知りませんでした。
 本作のイメージイラストは、サイバーパンク感のあるイラストなので、余計に『メトロイドヴァニア』という作品があって、それとのコラボである感があります。
 実際は完全にオリジナルストーリーですし、ふつうに面白かったので、未プレイの方は、再演の機会があれば是非、挑戦してみてください

終わりに

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 今回、メトロイドヴァニアという概念を予習するために、Switchの『メトロイド ドレッド』を少し遊びました。
 遊びはじめる前は、ただの面クリア型アクションゲームという認識でしたが、ボスを倒すには一工夫が求められ、物語を汲み取る理解力や謎を解き明かす思考力が必要なのが、少し面白かったです。