雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

実際に展示されている現場を見て推理する『被害者Nの清算』の感想


 ゲームマーケット2022春の2日間のみ開催されていた、Studio OZONさんによる現場検証ゲーム『被害者Nの清算』を遊びました。
 この2日間しか遊べない形式となっており、現在はネタバレ解禁されていますので、自由きままに感想を書きます。

ゲームの概要

 マーダーミステリーのブースで推理キットを購入したら、後はキットを参照しつつ、実際にブース内に作られた殺人現場を見ながら推理を行います。
 ゲームは1人、もしくは複数人で協力して遊ぶ真剣推理ルートと、5人でバラバラに情報を集め、共有しながら遊ぶ疑心暗鬼ルートの2ルートが用意されていました。
 わたしは真剣推理ルートで遊びました。

ゲームの感想


 限られた空間で遊ぶことになるのだろうから混雑しそう……と思って「多分、遊べないだろうな」と思っていましたが、ブースを訪ねてみたところ、そんなに混み合っていなかったので、時間もあったことですし参加することにしました。
 形式としてはdp96sさんの推理展示とSCRAPお現場捜査ゲームの良いところを組み合わせつつ、リアル要素や体験型要素を加えたイメージでしょうか。
 現場には小道具の脇に3桁の数字が配置されており、その数字をLINE@に打ち込むと、詳細な情報が得られました。まずは数字だけざっとチェックしたら、後は展示ブースから離れて、じっくりLINE@を睨みながら推理できるので、ブースが混み合わないわけですね。良い工夫でした
 他には、ゲームマーケットの会場を歩き回って情報収集したり、マーダーミステリーブースのキャストさんに話しかけて情報を貰ったり、ここでしか遊べないリアル体験型の要素もあって、盛りだくさんでした。


 プレイに要した時間は1時間。
 途中、知り合いと会話したりもしていたので、実際のプレイ時間は40~50分でしょうか。
 難易度は体感としては難しめでした
 じっくり考えた結果、10点満点中9点でexも当てられましたが、5点以下のひとも、ぜんぜんいるんじゃないかなと感じました。ただ、点数が振るわなかったひとも、解説が充実しているので、そんなに不満は抱かない設定かな、とも。



 残念ながら、じかに目撃することはできませんでしたが、エンディングとして犯人逮捕というイベントも実際にあったそうです
 素晴らしい演出ですね。

終わりに

 LINE@の仕組み上、情報を読み返すために何度もスクロールしなければならなかったり、推理をキットにまとめるのが大変だったりしましたが、楽しいという感情が、おおきく上回りました。
 ぜひ、次回以降も開催いただきたいですね。