雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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謎解きと推理の両方が楽しめる『脱出探偵少女』の感想


 スマートフォン向けアプリの『脱出探偵少女』を遊びました。
 2017年末にcretia studioさんがリリースされた作品です。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 主人公の山吹希が目覚めたとき、彼女は密室に閉じ込められていました。
 制限時間30分以内に脱出できなければ死──。
 デスゲームに巻き込まれた彼女は、見事、密室からの脱出に成功するが、そんな彼女を待ち受けていた次の試練は謎の死体と推理だった。

ゲームの感想

 タイトルにも書きましたが、謎解きと推理の両方が楽しめる作品です。
 ゲームスタート時、主人公は閉じ込められているので、まずは室内を探索し、発見したアイテムを組み合わせたり、部屋の謎を解いたりして、脱出を目指します。
 謎解き自体はオーソドックスな形式で、難易度も平易、ノーヒントでクリアしました。


 ゲームが盛り上がるのは、前半を終えてからです。
 実は、主人公の山吹希以外にも3名の男女が閉じ込められていたのですが、彼ら全員が密室からの脱出を果たしたとき、今度は死体が現れ、この4人の誰が犯人であるかの推理合戦がはじまるのです。
 直前までは、共に脱出する仲間だったのが、一点してお互いに疑いあうことに……この展開は、予想以上にスリリングです


 ゲームクリア後には「家出探偵少年」という追加シナリオが購入可能で、こちらを遊ぶともう少し楽しめます。
 本編だけでも満足でしたが、こちらも良かったです。

終わりに

 本作はシリーズの第1弾となるそうです。
 第2弾としてアプリ『死神探偵少女』がリリースされており、第3弾にして完結編として小説『希望探偵少女』が発売されています。
『死神探偵少女』もダウンロードしたので、時間を作ってプレイ予定です。