雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

魔族の少年と人間の女性の物語を追体験する『追想、君と出会う日へ』の感想


 ねこまみれ。さんのストーリープレイング『追想、君と出会う日へ』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 GMレスで遊ぶことができる2人用のストーリープレイング作品です
 プレイヤーは人間の女性セシリアか魔族の少年ククのいずれかを担当し、それぞれの固有情報を見ながら、お互いにコミュニケーションを取り、彼らの物語を体験していきます。

ゲームの感想

 面白かったです。
 プレイ環境としてDiscordのみと指示されていましたが、お互いに向かい合って座り、お互いのPC画面が見えない状況を作り、リアルに言葉を交わしながらプレイしました。


 魔族が存在するということで、世界観としてはライトノベル的です
 人間の女性と魔族の少年という、いわゆる異種族ものでしょうか。
 最初のうちは世界観に入り込めていないということもあり、ちょっとゲームに遊ばれている感というか、茶番をやらされている感がありましたが、物語内世界に入り込むにつれ盛り上がってきて、特に後半の展開は好みのど真ん中で震えるほど面白かったです


 結末は悪くなかったのですが、構造がわたしの好みとはやや逸れましたが、解説まで読んで作者の方の哲学が分かったので良かったです。

終わりに

 今回、遊ばせていただいたのは、ねこまみれ。さんの最初のストーリープレイングで、この後、第2弾として『ステラコメット』、第3弾として『春は暁を知らない』が既に発表されています。残り2作も近いうちに遊ぼうと思っています。