10月17日はBBOXさん主催の新作体験&交流会でした。
BBOX(ボックス)さんは、ボードゲームクリエイター同士を繋ぐことを目的としたコミュニティで、Anagumaさんが母体の様子でした。米光一成さんや白坂翔さんなど、見知った名前があったので参加を決めました。
会の感想
会場はジェリカフェ新宿店でした。
移転後はお伺いできていなかったので、ウキウキしながら足を運びましたが、想像以上に解放感があり、広々とした空間でした。
遮蔽物がなく、店内を一望できるので、その場にいる全員と一体感を得られるのが良かったですね。
以下、体験させていただいた新作の感想です。
『サイクリアン』の感想
前日、フローチャートの会でも遊ばせていただいたのですが、面白いゲームは、けっこう連続して複数回、遊びたい派です。
前日はどのプレイヤーも長距離を稼ぐことができたのですが、今回はカード運の関係か、わりとこじんまりとした戦いになりました。そうなると、僅かな差で勝ったり負けたりが発生するのが面白いですね。
何度か遊ぶことで見えてくる奥深さ、堪能しました。
『モジカルモンスターズ』の感想
2人用のTCG風のカードゲーム。
部首や冠などのタイルをドローして、ひとつの漢字になるように配置して、漢字になったら能力発動します。
シンプル、かつ直感的にプレイできるのが良いですね。
『インスタントサガ』の感想
ハレルヤロックボーイさんは、以前に『ゴシップアンドザシティ』を遊ばせていただいた以来でしたが、今回も短い時間の中に面白さがぎゅぎゅっと詰まった、ユーロゲーム感のあるカードゲームでした。
アートワークもゲーム同様に味わい深く、素晴らしかったです。
『ダイノダービー』の感想
競馬ならぬ競恐竜とも言えるレースゲーム。
各プレイヤーは「この恐竜を1位に、恐竜を2位にするように」というカードを渡されます。ゲームがはじまったら手番ごとにダイスを振って、任意の色の恐竜を進めます。
まったく同じ組み合わせのカードはないので、最終的にはどのプレイヤーとも競合することになるのですが、途中までは協力することができるので、微妙に協力できるのが面白いですね。
『筋肉テイキング』の感想
HLKT工房さんの新作トリックテイキングは、ボディビルダーをテーマとしたもの。最近の流行りを取り入れつつ、きちんとゲームとして完成させており素晴らしいです。
トリックテイキング好きの方でも、きっと満足いただけるまでに仕上がっているように感じました。
『ガニメデ戦記Zero2』の感想
『ガニメデ戦記Zero』の拡張なのですが、ただ単にカードが増えただけでなく、2人専用だったプレイ人数が、最大4人まで遊べるようになっています。
最初に聞いたときは「そっかー」としか思わなかったのですが、考えてみると、これは革新的です。と言うのも、2人用ゲームの場合、基本自宅で遊ぶゲームですが、最大4人となるとゲーム会に持っていけるようになるのですよね。
実際に遊んでみましたが、2人とはまた異なる面白味があって良かったです。これからどんどんオススメしていきたいですね。
『テンプラス』の感想
カワサキファクトリーさんの新作……ではなくて、リメイクだそうです。
元は15年前にリリースした作品とのことですが、現代のゲームと言われても、まったく遜色がないと言いますか、このレベルの作品が15年も前にリリースされている事実に驚嘆の念を禁じえません。
ライトに遊べる作品ですし、ワンパッケージに3ゲーム入っていますし、ぜひ多くの方に改めて触れていただきたいですね。
『国家予算人狼』の感想
米光一成さんの新作トリックテイキング。
『ナポレオン』と同様に、ビッドに勝ったデクレアラーが親となり、秘密裏に選んだ相方と共にビッド達成を目指します。
この系統のゲームですと、副官の指定はスートとランクで行うことが多いですが、このゲームは役割カードを使って直接指定できるのが面白いポイントですね。
トリックテイキング好きは触っていただきたいです。
『じゃんぱん』の感想
最後は6ちゃんねるさんの2~3人用の読み合い系のゲーム『じゃんぱん』。
ラウンドごとに「グーで勝ったら2点、パーで勝ったら3点」のように点数が指定されるので、それを見ながら、どうじゃんけんするのかを選ぶのですが、読み合いとしてよく機能しています。
2人で遊ばせていただいて盛り上がりましたが、3人で遊ばせていただいても面白そうですね。
終わりに
19時に参加させていただきましたが、気がついたら23時で、4時間が一瞬で過ぎ去っていきました。
空間と機会を設けてくださったBBOXさん、当日お相手してくださった皆さん、ありがとうございました。