雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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母との絆を追う追憶の旅『A Memoir Blue』の感想


 Cloisters Interactive社が開発したアドベンチャーゲーム『A Memoir Blue』を遊びました。
 良い作品だったので感想を書きます。

ゲームの概要

 主人公は水泳選手で多数のトロフィーを獲得している女性ミリアム。
 彼女には、ある心残りがあり、あるとき母との思い出を辿る夢を見る……。

ゲームの感想

 Annapurna Interactive社がパブリッシャーとなってリリースされたゲームです。
『風ノ旅ビト』『ゴロゴア』『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』『Outer Wilds』『Stray』等々、多数の傑作を世に送り出したパブリッシャーで、ここなら間違いないのではと思い、手を伸ばしてみました。


 短編映画を見るように触れることができる物語作品で、ナラティブ度を高く感じました
 プレイヤーは言わば神のようにミリアムの世界に介入できますが、その介入度合いは極めて範囲が限定されており、俗な表現をすればポルターガイストのように物体をすこし動かすことしかできませんし、ゲーム的な表現をすれば分かりやすいパズルに挑むことになります。
 ほとんど悩むことなく、直感的にコントローラーを操作し、ミリアムが辿り着く夢の先を見ることを目指します。
 最後まで見たとき、母娘の絆で胸があったかくなる、ハートウォーミングで素敵な物語でした

終わりに

 プレイ時間は1時間程度。
 さっとプレイできて、心温まる時間を過ごすことができる、まさしく短編的な作品でした。