雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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24枚のカードで地下8階のダンジョン探索『だんじょにんぐべい!』の感想


 ボボン・ボン・ボジワーイ連邦さんのゲームマーケット2022秋の新作『だんじょにんぐべい!』を遊びました。
 1人用のカードゲームです。

ゲームの概要

 プレイヤーは剣と魔法のファンタジーワールドで旅する勇敢な冒険者です。
 丸吹き山の財宝の噂を聞いたあなたは、ダンジョンに挑むことにします。

ゲームの感想


 非常にコンパクトにまとまったダンジョン探索ゲームです
 ダンジョンは一方通行になっており、山札をめくることで様々なイベントが発生したり、モンスターと戦ったり交渉を行うことになります。
 面白いなと感じたのは、同じモンスターでも階によって挙動が異なること。たとえば浅い階のうちは無害だけれど、地下深くまで潜ると、途端に牙を剥いてくるモンスターがいます。
 この制御によって、わずか24枚のカードで、地下8階の広大なダンジョン空間を作り出しています。真のボスを倒すのには、かなり運に恵まれる必要もありますが、繰り返しのプレイに耐えうる楽しいゲームでした。

終わりに

 舞台となる丸吹き山は、もちろんスティーブ・ジャクソンとイアン・リビングストンによるゲームブック『火吹山の魔法使い』を意識しての名付けでしょう。
 古き良きゲームブックのファンタジー世界観や、1人用ゲームに興味のある方にオススメです。