- 作者: 恒川光太郎
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
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実に、実に素晴らしかった。『夜市』も『雷の季節の終わりに』も素晴らしい小説だったが、本書も実に素晴らしかった。正直に白状するが、泣いた。それも滂沱と泣いた。
以下、この本を読んだ他のひとの感想。
日本的で、ノスタルジックな空気を纏った情景が脳内にパッと展開されるときの感覚が、なんとも、どうにも堪らない。
http://d.hatena.ne.jp/issyu/20071108
乙一以来の衝撃かも。
http://d.hatena.ne.jp/longredhair/20071113/p2
どの作品でも醸し出されてる幻想的で美しい雰囲気が大好き。ぜひ「世にも奇妙な物語」で映像化して欲しい。見たいっ!!!
http://d.hatena.ne.jp/naoko_1999/20071126/1196303279
次回作が待ち遠しい幻想恐怖小説の新星と言えるだろう。
http://d.hatena.ne.jp/pnu/20071130/p1
そんな個性の部分がややスポイルされた感もある表題作は、それでも新たな試みとして十分評価できるもの。やや見慣れた着想も類稀な個性でもってしっかり読ませてくれます。
http://horror.g.hatena.ne.jp/COCO/20071206#p2