■気がついたら11時間ほど熟睡していました。途中、呼吸できないほど咽喉が枯れ果てて目が覚めましたが、軽く水を飲んでマスクをして寝たら、もう朝でした。
■朝は、けっこう冷え込んで、雨も、しとしと降っていましたが、お昼すぎには驚くほど晴れ渡っていましたね。川沿いを15分ほど散策したりしましたが、途中で暑くなってコートを脱ぎました。帰路もマフラーは巻かず、ロングコートの前のボタンも留めませんでした。そろそろロングコートは仕舞い込んでもいいかもしれませんね。いえ、油断は禁物ですか。
■最近、読んだ面白かった本は、米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』。これは読んでいなかったことを後悔するレベルの傑作でした。山椒は小粒でもピリリと辛い、そんなミステリの愉悦もありましたが、それ以上に少女小説として楽しく読みました。今、どの作品が、いちばん面白かっただろうかと、ぱらぱら捲りましたが、中々に難しいですね。どの作品も優劣がつけ難いです。敢えて──、と言うか、好みだけで選ぶならば「山荘秘聞」でしょうか。だって、もう、完全にやられてしまったから。面白かったです。

- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/06/26
- メディア: 文庫
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