雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

ワンドロー新作『あやつりキングダム』『黒猫ローラと魔法の森』『ボイン星人襲来!!』開けてみた

 ゲームマーケット2012秋新作の開けてみたシリーズ、まだ続きますよっ!
 と言うわけで、第4弾はワンドローさんの新作を一挙に開けてみようと思います。

全体


 まずは、全体の写真をば。
『あやつりキングダム』と『黒猫ローラと魔法の森』は袋に入っていましたが、いわゆるシュリンクと呼ばれるほどではなかったし、写真映りが悪くなるだけなので、ちょきちょき処分してしまいました。
 と言うわけで買った3作の他、100円で頒布していた『7つの島』の拡張チップ、後、さとーふぁみりあさんのところで配布されていたI was gameさんの『ヴォーパルス』用のプロモーションカード。



 こちらは裏面です。

あやつりキングダム


 まずは『あやつりキングダム』から開けてみましょう。



 箱に入っていた諸々を展開してみました。
 基本的にはカードとチップです。左下にカードがもう1セットあるように見えますが、これを使えば『名誉ある行い』という『よくばりキングダム』と同様の2人用バッティングゲームが遊ぶことができるらしいです。ただ、ペラッペラの紙なので、スリーブに厚紙と一緒に入れて補強してあげないと使いづらいです。
 正直、追加で500円くらい払ってもよいので、もう1セット、カードが欲しかった感じです。
 後、スリーブに入れてしまうと箱に収まらないという問題に頭を抱えるばかりです。ドラフトとデッキ構築は、特にスリーブに入れたいんですけどねえ……。



 チップを拡大してみました。
 おそらく『7つの島』におけるチップと同じ規格だと思われます。適度な厚さと、適度な重み。良いです。

黒猫ローラと魔法の森


 続いては『黒猫ローラと魔法の森』と開けてみます。



 ぎぎゃー!!
 ゲームボードと思しきが単なる紙で、思いっきり折り目がついてしまっています!
 コンポーネントを見る限り、おそらくこの上にカードやらチップやらコマやらを置くのでしょうが、果たして……。
 ワンドローさんの公式から、ボードのPDFが公開されているので、折り曲がってないので使いたいひとは印刷してくださいとのことですが、個別に持ち運ばないとならなくなるので、ちょっと煩雑だよなあ……と。
 多少、割高になっても構わないので、ちゃんと厚みのあるボードにして欲しかったです。



 コンポーネントの拡大図。
 カードは、やっぱりスリーブに入れてしまうと箱に収まらなくなります。チップは『あやつりキングダム』と同じく素敵サイズ。コマもいっぱいあります。

ボイン星人襲来!!


 3作目は『ボイン星人襲来!!』です。
 こちらは500円のカードゲームなので、内容物はカードだけ。
 うっかり反対側の写真を撮影し忘れましたが、カードの裏面は白黒で「あ」「い」「う」「え」「お」「ん」と書かれています。世にも珍しい裏面がカラーで、表面が白黒。



 このゲームの素敵なところは、箱の内部に仕切りがあることですね。
 カードとルールを分けて収納できますし、蓋を閉めたときにカードを傷つけてしまうということがありません。こういう工夫は良いですね!

『7つの島』拡張チップ「中身見えざる宝箱」


 ワンドローさんの過去作『7つの島』を、さらに面白く遊ぶための拡張です。
『7つの島』はワンドローさん自身が気に入っているのか、ゲームマーケットのたびに新しい拡張が発表されています。拡張を考えるのは難しいかもしれませんが、毎回、きちんと拡張を用意してくれるとファンとしては嬉しいですし、なによりゲームが古びない感じが良いですね。

『ヴォーパルス』プロモーションカード「財団」


 最後は、長谷川さんデザイン繋がりと言うことで、『ヴォーパルス』のプロモーションカード「財団」です。
 なかなか強力なカードで使うのが楽しみです。

おわりに

 今回のゲームマーケットでは、低価格化の波が極めて激しかったように思います。
 エッセンの新作はあまり確認せず、主に同人の新作を見て回りましたが、とにかく2000円以下のゲームが非常に多く、500円のカードゲームも数多く見かけました。ワンドローさんも、そういった波を事前に察知していたのか『あやつりキングダム』と『黒猫ローラと魔法の森』の2作は、きっちりと値段を下げてきていました。きっと、数は、いっぱい出たことと思います。
 好きな作り手さんが儲かることは嬉しいことです。次回作に繋がりますし、利益は極めて重要です。けれど、今回、ワンドローさんのゲームに感じたのは「低価格化を推し進めるあまりコンポーネントを犠牲にしているのでは……?」という不安です。
 結論:もうちょっと高くてもいいのよ?

11月23日追記

『あやつりキングダム』と『黒猫ローラと魔法の森』のカードは、やはりスリーブに入れたいなあと思いたち「仕切りを取っ払うことで箱に収まらないかなー?」とやってみましたが、駄目でした。スリーブ自身の厚みが加わることで、蓋がきれいにしまらなくなってしまうのです。
「やれやれだぜ」と思いながらゲーム置き場を俯瞰していたら、ふと『7つの島』の箱が目に入りました。そう言えば『7つの島』も拡張を入れたり、カードをスリーブに入れたりしている内に、箱に収まらなくなってしまい、カードだけTCG用のケースに入れていたのでした。いっそ、このケースをワンドロー専用にするか、と言うわけで『あやつりキングダム』と『黒猫ローラと魔法の森』のカードは『7つの島』と一緒に保管することにしました。箱から分けて別々に管理するのは、いささか好みからは外れますが、『7つの島』と一緒にすることで「この箱はワンドロー専用!!」という趣きも出てきて、かえって良いかなと思う次第。
 話は変わって「財団」のプロモカード。慌ててシールを貼ろうとしたら、手元が狂ってしまい、ちょっとずれてしまいました。プレイには影響のない範囲ですが、注視すれば傾いていることが分かるので恥ずかしい。I was gameさんには、早くシールでない、ほんとうのプロモカードを作成頂けると大変幸い。