雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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POQ送別ゲーム会

 渋谷のコワーキングスペースPlayground Office QことPOQが、今月にて閉店ということで、イワイシさん主催による送別ゲーム会に参加しました。
 今までPOQのゲーム会に顔を出したことのあるメンバーが勢揃いという形で、感慨深い面持ちの方も多かったように思います。

コリドール


(プレイ時間:15分 x 2回)
 まずは、軽く遊びましょうかというわけで、木製感溢れるコンポーネントが素敵なアブストラクト『コリドール』です。
 以前、さたもとさんと2人対戦をしたことがありましたが、4人プレイは初めてです。中央あたりで交錯すると、なるべく他のひとの邪魔になるように動き回ろうという気持ちが働き、かなりややこいことになりますね。
 1回目は、わりとさっくり終わったので「ルールが分かったところで」という感じで、もう1回と計2回プレイしました。2人プレイのガチ感も嫌いではないですが、4人プレイの殺伐和やか感も良いですね。
(1回目:秋山勝利、やういちさん、Anneさん、ジャックさん敗北)
(2回目:やういちさん勝利、Anneさん、ジャックさん、秋山敗北)

サイレントタクティクス


(プレイ時間:12分)
『コリドール』が終わったら微妙に時間が余ったので時間調整に3人限定ゲームの『サイレントタクティクス』を立ててみました。
 友人のshikitaから貰ったゲームで、時計をテーマとしたカードゲームです。世界に200か300程度しかない非常にレアなゲームで、プレイ時間が短い割に、そこそこ面白く、カードデザインもお洒落というところが気に入っています。
 1ラウンドを計3回こなし、合計点を競い合いました。
(かもめさん43点、秋山42点、イワイシさん40点)

コレイカ



(インスト:15分、プレイ時間:45分)
 何も売りに出されていない空っぽの店舗に、自分の求めている商品が入荷されることを信じて行列に並ぶ、世界一退屈なゲーム。として有名なゲーム『コレイカ』を遊ぶ機会に恵まれました。
 これは、面白いですねー。
 けっこうデザインが好みで、ほどよくジレンマのあるシステムが、けっこう好みです。退屈なゲームであると聞いていましたが、列に並ぶというテーマに退屈さという要素が内包されているだけで、ゲーム自体は、むしろ静かな興奮に満ちていたように思います。
(秋山勝利、crazyratさん、かんちょーさん、双六小僧さん敗北)

ツォルキン



(インスト:30分、プレイ時間:110分)
 大きな歯車が目を引く、重厚感溢れるボードゲーム『ツォルキン』遊ぶことができました。
 歯車が印象的だったので、大胆なゲームなのかと思いきや、先読みがけっこう重要な、骨太なゲームでした。ワーカープレイスメントと聞いて、早めにワーカー駒を増やしたひとが有利! と思い込み、一気に2人も増やした結果、食わせるための飯を確保するのに奔走するはめになり、非常に苦しい自転車操業を強いられました。
 重要なのは信仰心だ! と気づいた時には、既に遅く点数がまったく振るわない、厳しい展開でした。まあ、初回プレイは勉強で、2回目以降が、ほんとうの戦いかもしれませんね。
(かんちょーさん69点、RYUGさん62点、ぢ〜ぷさん26点、秋山26点)

ボラボラ



(インスト:30分、プレイ時間:110分)
『ツォルキン』が終わったから『ボラボラ』だーっ! と、そのまま2時間級のゲームに突入しました。
『ルナ』『倉庫の街』『ブルゴーニュ』で知られるフェルトによる新作で、南国を舞台にしたゲームです。とにかく要素が多く、ワーカープレイスメント、ドラフト、タイル配置、非常にゴテゴテとしたゲームでした。
ブルゴーニュ』に引き続きダイスを用いてアクションを行うのですが、ダイス目が悪くても、いかようにでも操作することができ、その自由度の高さも含めてフェルト度が高かったですね。非常に面白かったので、繰り返し遊びたいですね。
(ババさん157点、秋山152点、ぢ〜ぷさん146点、かんちょーさん122点)

鼻のゲーム


(プレイ時間:30分)
『ツォルキン』と『ボラボラ』とで、5時間ほどが吹っ飛びましたので、ちょっと軽いゲームがやりたいなあと思って立てさせて頂きました『鼻のゲーム』。
 名画の鼻の部分だけを切り取ったタイルを使う、アブストラクト陣取りゲームです。とにかく視認性が悪いことが特長ですが、その悪さが、逆にゲームを面白くさせているなと感じています。
 最終的に非常に気持ち悪くなる盤面を含め、良いゲームだと思いますので、今後も継続的に立てて行きたいなと思います。
(秋山23点、ババさん21点、ヤブさん20点、かぼさん11点)

ディヴィナーレ


(プレイ時間:30分)
 最後は30分程度で終わるゲームを軽く遊びましょうということで『ディヴィナーレ』。
 フルセットで遊んだのは初めてでしたが、手相占いの中央がとにかく強力ですね。とりあえず、ここを抑えておけば1点は固いように思います。
 中盤、ババさんが占いを次々と的中させ、なんとか追いすがろうとしましたが、まったく追いつけませんでした。
(ババさん26点、秋山19点、がぼさん11点、ヤブさん0点)

おわりに

 その後は持参した『ワンナイト人狼』を遊びたいという方がいたので、夜の時間の案内役だけお手伝いしたりしました。
 10時半頃にイワイシさんが閉会の挨拶をしましたが、やはり最後ということで名残惜しいのか、多くの方が残って会話を続けていました。かくいう秋山も最後まで残り、イワイシさんと、がぼさんとやよい軒にご飯を食べに行きました。
 せっかくなので、ついでに前日の夜に、さとるさんと遊んだゲームの写真も掲載しようと思います。

フォルム・ロマヌム


(プレイ時間:50分)
 ヴォルフガング・クラマーの名作陣取りゲームをリデザインしたものです。
 2人対戦の場合、ひとりが2色を担当するのですが、先読みが求められるガチな戦いを繰り広げることになります。前回、さとるさんと遊んだときは惨敗したので、今回は、けっこう注意深く進めたのですが、最後の最後で変なことをやって負けました……。

トー


(プレイ時間:10分 x 2回)
 もう少し遊ぼうかというわけで、久々にクニツィアの『トール』です。
 最近はこのカードを使って『カテリーナの陰謀』を遊んでばかりでしたが、たまには『トール』も良いものですね。神々の能力を炸裂させられるヴァリアントは入れず、元々の『フリンケピンケ』同様に、素のルールで遊びました。
 2回遊んで、1勝1敗だったかな。