雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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心理系2人対戦カードゲーム『VUGHEX』の感想


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 Takoashi Gamesさんのゲームマーケット2018秋の新作『VUGHEX』を遊びました。
 2人専用の対戦型カードゲームです。


 コンセプトに、ミステリアスであること、が含まれていて、箱のアートワークからは、どんなゲームなのか一切、窺い知れません。存在しない言葉の文字列を選んだらしく、デザイナ自身も読み方を定めていない様子。
 秋山は「VUG」と「HEX」とに分けて、脳内では「ヴァグヘックス」と呼んでいます。


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 ゲームは、いわゆる特殊能力のあるカードをプレイして、数比べを行って、より大きい数値を出した方が勝利という、よくある仕組み
 カードは計15枚ありますが、このカードを両プレイヤが分け合って、3つの陣地に対してそれぞれ2枚ずつカードを出していきます。計12枚のカードが場に出されたところでラウンド終了、伏せられているカードがあれば表向きにして、誰がどの陣地で勝利を収めたか判定していきます。


 ゲーム開始時点において、各エリアのカードは横を向いています。
 この状態だと、そのエリアはニュートラルな状態です。第1ラウンドにおいては、まずは、このエリアカードの権利を獲るところから始めます。数比べを行って優勢となったら、矢印が相手プレイヤを向くようにカードを90度回転させます。この状態で第2ラウンドを行って、既に矢印が相手を向いているエリアにおいて、もう一度、数比べの結果、優勢になることができれば勝利する、という仕組みです。
 ちなみに、一度、回転したエリアカードがニュートラルな状態に戻ることはなく、次のラウンドで相手プレイヤが優勢になった場合、今度は180度回転させて、矢印がこちら側を向くことになります。


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 各カードは、それぞれ異なる特殊能力を持っているので、それらの効果を組み合わせることで、より大きな数値を叩き出したり、相手の攻撃を無効化することを狙ったりするのですが、番狂わせとなるのがステルスカードの存在。
 一部のカードは、ステルス能力を持っていて、カードをプレイしたときに裏向きにして出すことができます。
 ステルスカードのなかには、大勢をひっくり返すような強力なカードもあれば、一切の特殊能力を有さない最弱のカードもあります。ある種のブラフと言えますね。相手がなにを思って、どのエリアに、どのカードを置いたのか。わずか15枚というカードの内訳を考えながらプレイすると盛り上がります。


 心理戦の要素のある、2人用カードゲームが好きな方は、きっと楽しめることでしょう