雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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3つの時代を駆け抜けて『タイムトランクマン』の感想

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 東京ゲームメイカーズさんのゲームマーケット2018秋の新作『タイムトランクマン』を遊びました。
 2人から4人までで遊べるボードゲームです。


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 テーマが最高ですよね。
 タイムマシンの運用が始まった22XX年、民間時間移動企業「タイム・トランクマン」のエージェントとして、3つの時代を駆け抜けて、失われた宝を誰よりも先に集める。
 もう、このストーリーだけでグッと来るのですが、素朴なアートワークも味わい深くて、けっこう好みです。
 3つの時代を江戸、東京、そしてネオ・トーキョーで表現して、同じマスでも地名が異なったり、時代が変化することで地形や道が変わったりするのも面白いです。
 この盤面を眺めるだけで、満足ですね。


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 ゲームの目的は、15点分の宝をいちはやく集めること。
 ゲームは、カードを用いて4種類のアクションを打ちながら進めていきます。タイムトラベルで違う時代に移動、購入でその時代にある宝を獲得、探索で各時代の任意の箇所に宝石を配置、そして移動ができます。それぞれのカードは、3種類のアクションの内、いずれかひとつが可能なのと、後は移動も可能です。


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 基本的な流れは、探索アクションで宝石を配置して、移動して宝石を回収し、購入で宝カードの獲得です。
 ポイントは、自分だけが恩恵を得られる位置取りを心がけることでしょうか。写真のように一箇所に宝石を集中させても、東京にいるのが自分だけだったり、あるいはタイムトラベルで角筈から新宿に移動することで、瞬間的に宝石をゲットできたり、いろいろと工夫ができます。


 ルールはシンプル、終息性も高く、わりとさっくり遊びます
 悪くなかったので2回連続で遊びましたが、テイスト的にはさっぱりめ。どちらかと言うと、ライトに遊びたいユーザ向けな感じです。テーマは好みなので、気軽に遊びたいメンバーと遊ぶときに選びたいゲームですね


もっと重いのかと思っていたけれど、きゅっとまとまっていて良かったよ。未来になると、東京が、かなり断絶しているのがマジか! って思ったよ

まあ、未来のことは、誰も分からないよ

温暖化で、日本、沈み始めたんじゃない?