中国語圏で『巴徳将軍之死』というタイトルで権利フリーで遊ばれているマーダーミステリーを、主に名古屋で活躍されていらっしゃるMizutaniさんが和訳され、無料公開しているマーダーミステリー、それが『バード将軍の死』です。
名古屋を訪れた際にMizutaniさんGMで遊ぶ機会に恵まれました。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
作者の風風氏に連絡をとったところ、和訳のネット公開を快諾していただけましたので、ここに公開します。
http://raytiagu0802.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-fdba42.html
なお、店舗での利用もライセンスなしで自由にやっていいそうなので、ゲームカフェ各店さまもご自由にご利用ください。
短いシナリオなので、MMG初心者向けの簡単な紹介にもピッタリだと思います。
と言うわけで、プレイ人数はぴったり5人、プレイ時間は約1時間、GM不要とコンパクトな仕上がりでありながら無料で遊べます! 詳しくは、Mizutaniさんのブログをご覧ください。
公開されているPDF(白坂翔さんがデザインを整えたバージョン)は、4ページ目までがゲームの説明なので見ても大丈夫ですが、5ページ目から先はゲームの内容に関わります。特に差し障りのある情報は6、8、10、12、14、16ページ目に記載されているので、遊ぶ予定のある方は、PDFをダウンロードした後、両面印刷して、3枚目(5ページ目)以降の裏側を見なければ安心です。
ゲームの感想
コンパクトな作品なので、手放しで「これは傑作だ!!」と絶賛するようなものではないのだろうなーと、肩にちからを入れることなく遊んだのですが、その姿勢が良かったのでしょうか、とても楽しめました。
Mizutaniさんも書かれている通り、マーダーミステリーが初めての方でも楽しめるようになっており、広くオススメできるなと感じました。
うわさのマーダーミステリーを試しに遊んでみたいけれど、あんまりお金を掛けずに遊んでみたいなあという方は、これから遊んでみるのも大いにありかもしれません。
一緒に遊んだぺこらさんの感想
バード将軍って言うけどさ、どこの国が舞台なんだろうね
フランスなのでは……?
マーダーミステリーって、なんで中国で流行ってるのに、中国以外が舞台なんだろうね
中国が舞台のゲームも、あるにはあるけれど、日本国内に入ってきていないだけなのでは?
そっちの方が気になるよ
終わりに
『バード将軍の死』を遊んでマーダーミステリーが気に入った方は、是非、ディアシュピールさんやRabbitholeさんのように専門店が開催しているものを遊んでいただければと思います。
マーダーミステリーはいずれも1回しか遊ぶことができないので、その1回が最高の体験であればと願うばかりです。