日本国内において、いちはやくマーダーミステリーを仕掛けていたディアシュピールさんが、オリジナルのマーダーミステリー『六花が空を覆うとき』を発表しました。
現在、先行公演という形で、開催を予定されている様子です。
ゲームの概要
プレイヤー人数は9名。
推理小説の登場人物になりきって、プレイヤーの中に潜んでいる殺人犯を推理と議論で追求するというゲームです。
ゲームデザインは、ディアシュピールのかんちょーさんご自身で、『王府百年』や『純白の悪意』のGMやチューニング等で得た経験を活かしてのオリジナル作品になります。
純国産の作品ということで、舞台設定はもちろん日本で、登場人物も全員日本人。馴染みやすい世界観なので、違和感なく物語世界に没入できることでしょう。
ゲームのストーリー
物語はとある同窓会から始まる。
ペンション「ゆきまみれ」にて毎年行われている小規模な同窓会。いつもは2~3人の参加者しかいない「質素」という言葉すらもったいないような同窓会だが、今年の同窓会は、主催者の飯塚正勝を含め8名の参加者がエントリーしていた。質素からの脱却とまでは行かないが、それでもいつもより大幅に参加者が増えている。恐らく参加者たちは、この同窓会にかの大女優「北村美沙緒」が参加することを聞きつけたに違いない……もちろん彼女も同窓生だった。予定より少し遅い時間ではあったが、 北村美沙緒も同窓会に現れた。参加者たちは同窓会後もペンションに残り思い思いの夜を過ごす。
一晩明けて翌日の朝、ペンションに宿泊した彼らに1本の訃報が飛び込んでくる。北村美沙緒が死体で発見されてしまうのだ……
http://www.dear-spiele.com/2019/09/29/rikka/
プレイヤーはペンション「ゆきまみれ」に集まった、飯塚正勝の同窓生や、その家族や関係者たち。同窓生のひとりにして、大女優である北村美沙緒の死体が見つかったところから物語の幕が上がります。
ゲームの感想
10月15日から先行公演が始まる本作ですが、何を隠そう、プレイ済みとなります。
実は、ディアシュピール4周年パーティの席上で、かんちょーさんからテストプレイの場にご招待いただいていたのです。
と言うわけで、先月末にテストプレイ版を遊ばせていただいております。
その後も、何度かテストプレイが開催された様子ですし、既に秋山が遊んだバージョンとは別物……とは言いませんが、プレイ体験が大きく異なるものになっているかもしれません。
と、言いますか、そもそもマーダーミステリーは、プレイヤー同士の議論で進むゲームである以上、同じパッケージであっても、誰と遊ぶかですとか、遊んだときの自分のテンションによって、プレイ感は大きく異なります。
そういったわけで、特に感想という観点での言及は避けておきます。むしろ、よろしければ遊ばれた方は、是非、ミスボドやなにかの飲み会等で秋山に話しかけてください。テストプレイ版から、どう進化したのかが気になりますので。
終わりに
ディアシュピールさんがオリジナルのマーダーミステリーを始めたことで、いよいよ日本国内におけるオリジナル作品も増えていくのではないでしょうか。楽しみですね!