takarush BLACK LABELの12ヶ月連続持ち帰り謎シリーズの第2弾『ある友人からの手紙 #2 奇妙な美術館に住む怪しい女より』を遊びました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
takarush BLACK LABELに登場したキャラクター達からの手紙が届く謎解きグッズです。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/takarushshop/tegami2.html
第2弾は『モナリザは2度微笑む』に登場する彼女からのお手紙。
どうやら彼女はアナタにお願いがあるようで…?
takarush BLACK LABELが手掛けたリアル宝探しゲームの登場人物から謎つきの手紙が届く! というコンセプトの持ち帰り謎です。
第1弾は『クマが珈琲を飲む理由』のクマからの手紙でしたが、第2弾となる今回は『モナリザは2度微笑む』のモナリザからです。
ちなみに『モナリザは2度微笑む』は未プレイです。
同じ横浜大世界で開催された『トロンプ・ルイユ殺絵事件』は面白かったので、タイミングを見て、こちらも遊びに行きたいなと思っています。
ゲームの感想、その前に
って言うか、素朴な疑問、いいですか!?
月刊謎解き郵便のはずなのに、リリーススピード早くないですか!?
まあ、早い分にはいいんですけどね……。
ゲームの感想
正直に言ってしまうと、初回の『ある友人からの手紙 #1 森に住む泣き虫なクマより』が良すぎました。
そもそも原作の『クマが珈琲を飲む理由』は、大好きな周遊ですし、今回モチーフの『モナリザは2度微笑む』は未プレイということもあって、感情移入の度合いは低めでしょう。
毎回、一定のクォリティを維持するのも大変だろうし、ここは一段か二段、落ちても仕方がないだろう。
と、ある種、期待を控えめに着手しました。
ところが……!
……え? 前作より面白いんですけれど……!?
この、プレイヤーの予想を悠々と裏切ってくる感じ!
最高ですね!!
いや、ほんとうに、takarush BLACK LABELさんは、周遊を作らせても一流ですけれど、持ち帰り謎を作らせても一流ですね! と言うか、周遊の面白さが、そのまま自宅で体験できるので、もう家から出る必要がないのでは!? そんなことまで考えました。
凄かったです。
今回はハサミが必須となりますとのことで、ちょっと嫌な予感がしていたのです。
スタッフがいる公演だと、うっかり間違ったところを切ってしまっても「すみません」と謝れば交換してくれることがありますが、こと持ち帰り謎だと、そうは行きません。すべてプレイヤーの責任、失敗は許されません。
と言うわけで、たえず「これで、合ってるよね?」と確認しつつ進めたはずですが、ハサミを入れて、紙を切って、あれやこれやしていると、ちょっとまったく想像していなかったことになったのです。
いや、すごかったです。感動ですわ……。
一緒に遊んだぺこらさんの感想
いやー、よく出来ていたねー! びっくりしたね! こんなにいっぱい切らせて大丈夫なの、って最初は思ったよね
概ね、切ったのは、ぼくだけどね?
てっきり大謎でちょっとだけ切らせるのかなと思っていたけれど、わりと序盤から切らせにきたじゃない。それも、わりとガンガン。また切るの? また切るの? って思ったよ
そうね、思ったよりハサミを動かすことになったね
最後は、ほんとうにびっくりしたよねえ。それにハサミだけじゃなくてシール! ブラックレーベルさんは、ほんとうにシールの使い方が上手い!
遊びやすくもあるよね。導線が、デザインに溶け込んでいる
クマのときも上手だったけれど、今回は、もっと上手になってたよ。感動した。第3弾まだかなー?
終わりに
と言うわけで月刊謎解き郵便の第2弾、心の底から堪能させていただきました。これは、もう全部、必ず買います。決めました。
次回は『消えた記憶と言葉のくすり』が元ネタ、ということでバーチャル謎解きプログラムを購入しました。遊ぶのが楽しみです。そして、そのさらに次は『謎解き花小町 時をつなぐ不思議な電話』の様子! こちらは、かなり好きな周遊なので今から楽しみ過ぎます……!!