雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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山代温泉(石川県)でリアル宝探し『消えた記憶と言葉のくすり』の感想

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 石川県の山代温泉とコラボした、タカラッシュブラックレーベルのリアル宝探し『消えた記憶と言葉のくすり』をヴァーチャル謎解きプログラムで遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

開湯1300年の名湯 山代温泉では、コトバとくすりをテーマにしたかわいい謎解きさんぽが楽しめます。見てるだけでもワクワクする謎解きキットは、山代温泉だけの特別なもの。風情ある町を愛でながら不思議な世界に浸ってみませんか?

https://blacklabel.takarush.jp/event/yamashiro/

 石川県加賀市山代温泉を舞台とした、いわゆる周遊型のリアル謎解きゲームです
 山代温泉観光協会や市内のショップやホテルで謎解きキットを購入し、謎を解きながらストーリーを読み進めます。時間制限や人数制限はないので、自分のペースで楽しむことができます。
 公式によると、プレイ時間の目安は2時間です。

ヴァーチャル謎解きプログラムとは

参加してみたいけど、なかなか現地まで行くことが難しい。
どうしても予定が合わず、参加することが出来ない。
現地に行かなくても、参加キットを入手したい。
そんな要望にお応えして作られたのが、『バーチャル謎解きプログラム』です。

https://store.shopping.yahoo.co.jp/takarushshop/yamashiro.html

 平たく言うと、周遊型を持ち帰り謎に作り変えたものです
 本来はゲームのプレイエリアを歩き回り、自らの手で謎の書かれたパネルを発見したり、リアルに宝箱を開けて遊び進めるものですが、これが自宅にいながらにして楽しめるように、LINE@を用いて遊び進めるタイプに作り変えられています。
 今回、私は、このヴァーチャル謎解きプログラムを用いて遊ばせていただきました。

ゲームの感想

 泣きました
 いやはや、まさか、こんな話になるとは……良いお話でした。


 プレイ時間は、ノーヒントでぴったり1時間半
 現地での移動や、探索に要する時間が割愛されている分、想定プレイ時間よりも短い時間で遊び終えることができました。
 もし、現地で遊んでいたら、どうでしょうか? 今回はテーブルに謎解きキットを広げ、遊びやすい環境で遊び、かつ落ち着いて遊んで1時間半だったので、現地で立ちながら解いたり、歩き回ってヘトヘトの状況だったならば、3時間くらいは掛かってもおかしくないでしょう。


 謎は、安定のタカラッシュブラックレーベル。
 大人向けをターゲットとしているだけあって、上質な物語に、意外性のある展開と、他に類を見ない謎の組み合わせ。パーフェクトです


 コラボ周遊の場合、ヴァーチャルキットを作ってしまうと、プレイヤーが現地に足を運ばないのでコラボの意味がないのでは……?
 と、遊ぶ前は思いました。
 しかし、実際に遊び終えた後に思ったのは「山代温泉に行ってみたい……!」ということでした。物語の舞台になった、そして仮想的に旅した山代温泉を、実際にこの目で見て、歩いてみたいと感じました。
 今はまだ、ですけれど、いずれ山代温泉に降り立ったとき、この作品が、自分のなかで、ほんとうに完結するのだろうなと思います。

一緒に遊んだぺこらさんとの対談

終わりに

『ある友人からの手紙』の次回作が『消えた記憶と言葉のくすり』のククリだったので遊びましたが、是非、今後も継続してヴァーチャル化を推進いただきたいですね。
 タカラッシュさん、よろしくお願いしますよ!!