雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

古き良きSCRAPのリアル脱出ゲーム『びっくり謎工場からの脱出』の感想

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 SCRAPが急遽発表したホール型のリアル脱出ゲーム『びっくり謎工場からの脱出』を遊びました。
 びっくりするくらい楽しかったので、感想を書きます。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

とんでもない謎が完成いたしました。ぜひとも遊びに来てください。
参加条件
謎解きが好きな方

https://realdgame.jp/bikkuri_koujou/

「普段リアル脱出ゲームを作るのには大体7ヵ月かかるのだけど、それを2カ月で作らないと会社が大変なことになる!」ということで作られた公演だそうです。
 どこともコラボしていない、SCRAPの完全オリジナル作品です。
 形式は2人~4人のチーム戦。いわゆるホール型です。ソロ参加は受け付けておらず、必ずグループチケットを取らないといけない形式です。

ゲームの感想

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 面白かったですね。
 古き良きSCRAPの、正統派リアル脱出ゲームに触れた、という印象です
 今風の、たとえばタブレットやPC等のデジタルな仕組みは、一切、使わず、配られた紙とテーブルの上にあるものだけと向かい合う、どちらかというと古風なスタイルです。
 構築の仕方という謎の方向性が、その昔、横浜アジトで遊ばせていただいたホール型の再演に近しく、新しい血が入る前の、王道リアル脱出ゲームという印象を抱きました。
 なので、最近になって謎解きを始めた方にも、昔は良かったなんていう懐古主義者の方にもオススメしたい良公演でした


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 難易度は高めと言えるでしょう
 私が遊んだのは公演が始まって1週間が経ったタイミングでしたが、この時点で脱出率5%は、とても低いですね。と言うのも、最初は謎解きの猛者が大挙して訪れるので、成功率は高めになる傾向にあるからです。
 この時点で5%ということは、最終的に2~3%で落ち着くのではないでしょうか
 でも、難しすぎるとは感じませんでした。
 むしろ、脱出できて然るべきと言うか、ぜんぜん不可能ではありません。
 にも関わらず、今回、脱出失敗しましたし、もっと言うと、私が参加した回は脱出成功チームがいなかったのですが、これは難しすぎる! 無理! とは、まったく思いませんでした。
 思考の盲点とでも言えば良いのでしょうか。
 見えているのに見えていない、みたいなふしぎな感覚を楽しみました。

一緒に遊んだぺこらさんとの対談

終わりに

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 改めて、断っておきたいのですが、難しすぎるということはありません。
 閃ければ子どもでも解ける。という、SCRAPが大事にしている基本は、忠実に守られています。だから「びっくり謎は、謎解きに慣れているひと向けの公演なんだな」とは思わないでいただければ幸いです。むしろ、原義的な……謎解きが本来持っていた「びっくり」が驚くほどストレートに味わえる素晴らしい作品なので、積極的に挑戦していただきたい限りです。