まどりやの鷹海和秀さんによる、マーダーミステリー風ゲーム『巡る想い、幻の歌姫を探して。』を遊びました。
1人から6人で遊ぶことができる無料のゲームです。
ゲームの概要
6人のキャラクターのうちの1人を担当し、文化祭のステージに乱入したアイドルの正体するマーダーミステリー風のゲームです。殺人はないため、日常の謎を扱ったものと言えます。
通常のマーダーミステリーは、プレイ人数がほぼ固定で決まっていますが、このゲームのプレイ人数は1人から6人と幅広いです。担当プレイヤーのいないキャラクターはNPCとして登場するので、プレイヤー人数が6人揃っていれば一般的なマーダーミステリーとして遊べますし、1~2人だと、協力型推理ゲームに近しくなります。
基本的なシステムや、独自の仕組みは巡る想いシリーズの1作目と共通しています。
と言いますか、本作はシリーズ1作目の『巡る想い、届かぬ気持ち。』の無料体験版という位置づけとなります。と言っても『巡る想い、届かぬ気持ち。』をダウンサイズしたものではなく、システムと一部キャラクターが共通しているだけで、ストーリーは完全に別物です。
従って、
・『巡る想い、届かぬ気持ち。』が面白かった方は遊ぶべき。
・『巡る想い、届かぬ気持ち。』を未プレイの方は、無料なので気軽に遊んで構わない。
と、全方位にオススメできる作品です。
ゲームの感想
私が遊んだのはテストプレイのときなので、現在、公開されている完成版とは、少々、勝手が異なるかもしれませんが、前作の『巡る想い、届かぬ気持ち。』と同様に堪能させていただきました。
上述の、巡る想いシリーズの独自の仕組みは、はじめての方は面食らうかもしれませんが、一度、慣れ親しむと奥深く、なんだかスルメのような味わいです。
鷹海さん1作目の『ラブレターを出したのはだれだ?』は、ソロプレイで推理を堪能した方が面白いのではと思っていますが、この巡る想いシリーズは、可能ならばフルメンバー集めてマーダーミステリー方式で遊んだ方が面白いのではと感じます。なんならギミックに慣れている方がいいので、メンバーを集めたら、『巡る想い、届かぬ気持ち。』も買ってしまって2作、一気に遊んだ方がいいかもしれません。
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終わりに
今のところ、この仕組みは高海さん独自だと思いますし、学園を舞台としたひとの死なない世界観は遊びやすいので、是非、どんどんシリーズ展開いただければと願う限りです。