愛知県犬山市の野外民族博物館リトルワールドで、10月10日から3月31日にかけて開催中の『リトルワールド事件録~呪いの像と消えた学芸員~』を遊びました。
よだかのレコードさんが謎制作に関わっています。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
野外民族博物館リトルワールドの園内を歩き回ってヒントを集め、謎を解いて物語を進める、いわゆる周遊型のリアル謎解きゲームです。
リトルワールドの総敷地面積は123万平米。日本で7番目に広いテーマパークです。参考までにランドとシーを擁する東京ディズニーリゾートが201万平米、博物館明治村が100万平米なので、リトルワールドはけして小さくない……むしろ、とても広いことが分かるかと。時間に余裕を見た挑戦をオススメします。
ゲームの感想
激烈に面白かったです……!
まず、シンプルに周遊型の謎解きとして面白かったです。
機械的にリトルワールドの敷地内を歩かされて、各所に設置された掲示物を見て謎を解くのではなく、展示されているものや建物の形などを見て謎を解くので周遊する意味がありますし、何よりも全世界の文化を集めたリトルワールドという空間自体が魅力的で、非常に楽しく周遊することができました。
次に、ゲーム後半の展開が好みでした。
もうほんとうに、あのシーンに辿り着いたときは、思わず「うわあ、マジか……」と言ってしまいました。それくらい衝撃的でしたし、そこから先の展開は興奮しっぱなしでした。
謎解きの面白さ、ミステリー要素、そして舞台であるリトルワールド自体の魅力。
この3つが高い次元で繋がったことで、とても素晴らしい謎解きに仕上がっていると感じました。
唯一の残念ポイントは、こんなにも面白い作品であるにも関わらず、リトルワールドまで足を伸ばさないとプレイできないという点でしょうか。しかし、逆に言えば、これは遠征する価値のある周遊であるわけで、たとえばGotoトラベルを活かして旅行したいと思っている謎解きプレイヤーには、特に自信をもってオススメできます。
一緒に遊んだぺこらさんとのラジオ
終わりに
繰り返しになりますが、この周遊のためにリトルワールドまで遠征する価値のある作品です。リトルワールド自体も素敵な空間でしたし、海外旅行が好きな方で謎解きも好きという方は絶対に楽しめます!