雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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オンライン公演『WAR→P! in Troupe ONLINE 雛鳥の巣立ち』の感想

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 オラクルナイツさんの『WAR→P! in Troupe ONLINE 雛鳥の巣立ち』に参加させていただきました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

イベントの概要

 オープニング演劇を見て、役者さんに話しかけミッションを受注し、会場内でミッションをこなし、報告することでストーリーを進め、参加者全員で築き上げたエンディング演劇を見る体験型アトラクション『WAR→P!』の最新作が、なんとオンライン公演になりました
 Web会議システムのZoomと独自開発された専用ページを用いて開催されました。

ストーリーの紹介

数々の名作と名優を産み出してきた、日本を代表する大劇団。
その一員となるべく、「劇団モノクローム俳優養成所」では
夢見る研究生たちが日夜汗を流しています。


劇団所有の合宿所のひとつ、ここ「鳳雛寮」では、
目前に迫ってきた卒業試験公演の稽古が始まろうとしています。
卒業試験公演は、研究生たちはもちろん
それを手伝う劇団員にとっても大きなイベント。
公演の出来は、研究生たちの
劇団員としての適性を量るだけでなく、
劇団員たちのセンスや力量の判断材料にもなるのです。

http://7th-castle.com/war-p/

 今回は現代日本を舞台に、劇団モノクローム俳優養成所で稽古に励んでいる研究生たちを応援するというストーリーです。
 プレイヤーは劇団員となり、未来の団員たちのために環境を整えてあげたり、稽古を手伝ってあげたりします。

イベントの感想

 想像以上にWAR→P!でした
 遊び始める前は、WAR→P!に似た何かになるのでは? と思っていたのですが、Zoomのブレイクアウトルームを駆使して、ちゃんとキャストさんと個々にコミュニケーションできましたし、作り込まれた専用ページでは戸惑うことなく受注したミッションを進めることができました。
 誰がどこにいるのか、どこがどれくらい混んでいるのかも分かりやすく明示してくれたので、完全にふだんのWAR→P!を同じように楽しむことができました


 一部、役者さんがZoomの操作に慣れてなく、戸惑うシーンなどもありましたが、全体的な進行は、とてもスムーズでした。
 そしてWAR→P!と言えば、複雑な判定の上に成り立つ分岐とマルチエンディングですが、今回はデジタルなので、慣れれば運用は楽だったのではないでしょうか。
 非常に快適に遊べましたし、会場まで足を伸ばす必要がなく、自宅からアクセスできるので複数回参加も気軽でしたし、是非、この形式は今後も続けていただきたいなと思います。

終わりに

 はじめてWAR→P!を遊んだのは第4弾の『鈍色のカーテンコール』ですが、これも劇団モノクロームの物語でした。
 このときの村田志織さんがとても良かったことを、今でも覚えています。今回、役こそ違えど、回によっては、あのときと同じパーカーを着ていらっしゃって、とても懐かしく感じられて、最高の公演でした