劇団ノーミーツとサンリオピューロランドによるワンカット生配信のオンライン演劇『VIVA LA VALENTINE』を見ました。
素晴らしい体験だったので、感想を書きます。
イベントの概要
劇団ノーミーツさんは、コロナ禍に生まれたオンライン劇団で、今までの公演は、すべてオンライン配信となっています。
リモートでも快適に視聴できるように、オンライン劇場「ZA」というプラットフォームも用意され、今回の配信も「ZA」でした。
劇の詳しい内容は、公式サイトが分かりやすいです。
イベントの感想
端的に言って、それは、もうめちゃくちゃ良かったですね……！
想像以上でした。
サンリオのキャラクターと現実の人間が共演するという点において違和感があるのでは？ と観劇の直前まで思っていたのですが、完全に杞憂でした。
雰囲気的には、ディズニーのショーに近いかもしれません。リアルな人間と気ぐるみを着たキャラクターの対話には、わりとすぐに慣れました。
慣れた、よりもキャラクターたちの等身大の悩みや、その思考の奥深さ、洗練性にむしろ感心すらしました。
特に、ハローキティさんは、バカにできないんですよね。
私もハローキティさんは、ちょっと前まで、ただの子ども向けのキャラクターという認識でした。しかし、SCRAPがコラボした謎解きを遊んだときに、この意識は完全に変わりました。詳しくは当時の感想記事を読んでいただければと思いますが、ハローキティさんは、ただもんじゃありません！ マジで！
閑話休題、劇としては考えさせられるストーリーでありながら、爽やかさも併せ持っていて、今風に言うと「尊い」でした。
後はカメラワークもすごかったですね。ワンカット映画は『カメラを止めるな！』で、その概念を知りましたが、未だちゃんとしたワンカット映画を見る機会に恵まれていません（『1917 命をかけた伝令』が気になっているのですが……）。
と言うわけで、今回は、私にとって初めての全編ワンカットの作品だったのですが、すごいとしか言いようがなかったですね。ただ、こればかりは「見てください」としか言いようがないので、こう言うことにします。
見てください
感想はラジオでも語ったので、よかったら聞いてください。終わりに
劇団ノーミーツさんは、ずっと興味を持っていたのですが、いつも微妙にアンテナに引っかからず、公演が終わった直後に気づく始末でした。今回は、ちゃんと見ることができて良かったです。
