TITANHEADSさんのゲームマーケット2021春の新作『暗森の旅』を遊びました。
1人用の物語生成ゲームです。
ゲームの感想
キャラクターを作り、その7つの出会いと、その果てに待ち受ける運命を眺めるゲームです。
プレイヤーに出来ることは、キャラメイクのみ。と言っても、決められるのは性別と善悪どちらかの性格のみとなります。性別によって展開に変化はないので、実質的には二択となります。
性別を決めたら、後はシャッフルしたカードを順々に配置し、数値を判定し、処理していくだけとなります。やや判定が分かりにくいので、最初のプレイには時間が掛かるでしょうが、慣れれば1分も掛からないでしょう。
本作をしてゲームと判断するかは、プレイヤーによって大きく分かれるでしょう。
ランダム配置されたカードを眺めて、キャラクターが追ったであろう半生について思いを馳せ、想像をふくらませる遊びを提供しているという観点においてはゲームと言えますが、いわゆる対決ですとか勝敗判定のようなものはありません。
考えたストーリーを、他人と共有すれば発展性がありますが、1人用ゲームですので、1人で完結してしまえばインタラクションもありません。
おわりに
個人的にはタロットカードを用いた占いに近いなと感じました。
自分自身と向き合うのが好きな方に向いています。