雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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第100回『ミスボド蒲田』レポート

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 4月24日は『ミスボド蒲田』の第100回でした。
 第1回は2012年4月14日だったので、9周年を迎え10年目突入の節目でもあります。これからも、よろしくお願いします。
 以下、遊んだゲームの感想など。

『きまぐれ猫のごきげんとり』

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 AriAruさんの新作『きまぐれ猫のごきげんとり』を遊びました。
 AriAruさんのゲームはルールが込み入ったものが多く、もう少し削ぎ落とせばシャープなデザインになるのにと感じることもあります。今回もインストを受けた時点で「AriAruさんらしいデザインだ」と感じたのですが、いざ遊び始めてみたら、どのルールも過不足なく機能しており、有機的に連結しているように感じました。面白かったです!

『トランペントリックテイキング』

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 既に個別の記事を書いたので、ここでは割愛しますが『トランペントリックテイキング』が特に良かったです。非常に面白く、メンバーを変え2回、遊びました。

『ツクルテン』

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 ゲームNOWAさんのゲームマーケット2021春の新作『ツクルテン』傑作ではないでしょうか。
 国産ゲームを見渡すと、『麻雀』をシンプライズしたものは、とても多いです。しかし『麻雀』の面白さは、あの圧倒的なコンポーネント量と、多数の役の組み合わせによって作られていると思うので、要素を削ることによって面白さもその分、削られてしまうように感じていました。
 一方、この『ツクルテン』は、10を作るという点において『麻雀』とは圧倒的に異なっていますし、ボードゲームの系譜としては、どちらかと言うとラミー系に位置づけられるような気がしますが『麻雀』ならではの面白さがしっかりと残っています。
 ひとつの奇蹟ではないでしょうか。

『白と黒でトリテ』

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 デコクトデザインさんのゲームマーケット2021春の新作『白と黒でトリテ』
 ふしぎなデザインのゲームですね。1枚のカードに複数のスートがあるトリックテイキングは、他にもありますが足すと必ず37になるということは、実質1スートと言えなくもなさそうです。
 また、勝ったスートの数を同数を目指すということは、勝ち負け同数をビットしている。と同じ状況なわけですが、実際にプレイしてみると、ちょっとプレイ感が異なっていて、なんともふしぎな感覚です。トリックテイキングは奥が深いですね。研究したい作品です。

『ティルナノグを探して』

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 久遠堂さんのゲームマーケット2021春の新作『ティルナノグを探して』
 遊ぶのは2回目ですが、やはりハンドマネジメントがかんたんなようで難しい。コントロールできそうで運要素が強いきらいもある。にも関わらず、自分が主体的に遊んでいるというプレイ体験が強い。うん、素晴らしいですね!

『厄介なゲストたち』

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 前々から遊びたいと思っていた推理ゲーム『厄介なゲストたち』です。
 いさりびさんのおかげでプレイする機会に恵まれました。書きたいことがいっぱいあるので、別途記事にします。

終わりに

 3回目の緊急事態宣言の発令前日での開催となりました。
 1日ズレていたら開催できていなかったのでギリギリでした。ご参加いただいた方、ありがとうございました。