クリエイターズ編集部さんによるゲームマーケット2021春の新作『レガシーコード2 四帝の物語』を遊びました。
2人用のライトTRPG協力探索脱出ゲームです。
ゲームの概要
『レガシーコード』の続編となる、2人用のライトなTRPGと謎解きの要素を併せ持つボードゲームです。
全3章形式となっており、プレイヤーは異世界に迷い込んだ探索者として、世界を探索し、目的の達成を目指します。前作と世界観を共有しておりますが『2』から遊び始めても特に問題はありません。
ゲームの感想
激烈に面白かったです。
これは、傑作ではないでしょうか。
前作『レガシーコード』が面白かったので、本作も期待して着手したのですが、悠々と期待を上回られてしまいました。
クリアに要した時間は4時間40分。
箱には60分×3章と書いてあったので3時間を見込んでいましたが、1時間40分もオーバーしてしまいました。
「ライトTRPG」の「ライト」は軽いゲームの「ライト」ではなく、気軽にTRPG感が味わえるという意味の「ライト」なんだろうね
前作もそうでしたが、TRPGと言ってもロールプレイ要素はありません。
キャラメイクをして(と言っても武器を装備させるだけですが)、ステータスを割り振って、成長させていくという点でしょう。感覚的にはTRPGというより育成ゲームです。
物語要素が充実していたのも良かったですね。
前作『レガシーコード』は、説明が少なく、想像力をかきたてられましたが、本作は、四帝という存在を中心に、がっつりと語られるので、じっくりと魅力的な世界観に浸ることができました。
終わりに
ふたりで遊べる、ちょっとダークで世界観にこだわりがあるキャンペーン型のボードゲームを遊びたい方には、ほんとうにうってつけです。
とても面白かったので、シリーズ第3弾が楽しみで仕方ありません。