ワンドローの木皿儀隼一さんによるマーダーミステリー『あの春をむすんでひらいてまたむすぶ』を遊びました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
本作は2020年10月3日に開催されたマーダーミステリーコンベンションvol.01を記念して制作された『マーダーミステリーコンベンションvol.01記念誌』という本に収録されているマーダーミステリーです。
同書は1000円ですので、様々な寄稿者による記事を読みつつ、本作もプレイできることを考えるとお得と言えます。あるいは、いずれ本作だけ抜き出して単発の作品化される可能性もありえます。
ゲームの感想
2人用のマーダーミステリー作品は、チャレンジングなものが多く、好んで遊んでいます。数を多く遊んでいると、いくつか類形と言うか、似通ったポイントが見えてきます。本作で採用されているシステムも、以前に他作品で触れたことがあって、プレイを始めて「なるほど、そういうことか」と気づきました。
完成度という観点では極めて高く感じました。マーダーミステリー感を感じさせつつ、ゲームとしても面白い。プレイ後の余韻もあって、満足感も高め。いままでに遊んだ2人用マーダーミステリーのなかでも、1、2位を争う素晴らしさでした。
終わりに
入手機会がやや限られるのが難点ですが、広くオススメしたい2人用マーダーミステリーです。遊ぶ機会が得られそうであれば、ぜひ遊んでみてください。