雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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謎解き『しふくの謎』『numbers』『ささらぎ駅』の感想

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 SCRAPのサブスクリプション謎ことMystery for Youの4月分『しふくの謎』『numbers』『ささらぎ駅』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

はじめに

 おそらく今月からだと思うのですが、SCRAP社外の謎制作者の方の名前がクレジットされています
 謎解き作品に制作者の名前がクレジットされることは少ないです。SCRAPのリアル脱出ゲームで言えば、公演のスタッフロールに千石一郎さんの名前が出ることが多いので見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、持ち帰り謎となると表記は少ないです。
 わたしの知る限り、企業発の持ち帰り謎で、謎制作者がクレジットされたのは、あそびファクトリーさんの『ダンガンロンパ』コラボの謎ファイルではないでしょうか。やや話は逸れますが、現在の謎解き界隈において、謎が入ったクリアファイルという作品形態は、既に一般性を確保していますが、その先駆けは『ダンガンロンパ』コラボの謎ファイルだと思うので、これは、あそびファクトリーさんの発明なのではと感じています。
 閑話休題、そのあそびファクトリーさんでも、ある時期から謎制作者のクレジットをやめてしまいました。Twitterかnoteで、中の人の発言を見たのですが、確か「謎ファイルのメインターゲットは、謎解きファンではなく、コラボ先の作品が好きな一般ユーザなので、変わった名前の謎制作者の名前をクレジットしても浮いてしまうし効果的ではない」というようなコメントを見た記憶があります


【5月24日追記】私の誤認識だった様子で、今でもクレジットを継続されているとのことでした。失礼致しました。


 確かに、一般ユーザがターゲットだと、謎制作者の名前をデデンと出してもしょうがないので、引っ込めてもいいと思うのですが、どこかに小さく書いてもいいと思うのですよね。
 謎制作は、ひとつの才能であり、特にフリーで活動されている方であれば、きちんと名前を出していただけた方が健全だし、業界発展に寄与するのではと。
 前置きが長くなりました。そろそろ作品の感想に入りましょう。

『しふくの謎』の感想

 謎制作はHydraさん(fumi、こなかぁ、にあ、片仮名)、常春さん。
 クリアに要した時間は1時間10分
 いやあ、ひどい目に合いました。
 もう小謎のひとつひとつが難しいし、やることが分かった後も大変だし、ひいこら言いながら進めました。しかし、その甲斐あってか、独自性の高い体験ができました。
 リアル謎解きゲームでは、しばしば「え? プレイヤーに、そんなことやらせるの!?」みたいな驚きがありますが、持ち帰り謎で、そんな思いをする機会が少ないです。かなりの怪作でしたね。チーム開発のメリットが出ていたように感じました。

『numbers』の感想

 謎制作は堺谷光さん。
 クリアに要した時間は1時間15分
 ライトな見た目に反して、見たことがないパズルが飛び出てきて「この見た目でパズル枠か! ってゆーか、謎制作に堺谷さんって書いてある! そりゃ、難しいわけだわ!!」と、ひとしきり盛り上がりました。
 先ほどの常春さんもそうですが、謎制作者として以前に触れたことのある方の名前を見かけると警戒度が上がりますね。
 ただ、難しいだけじゃない、スマートなパズルと謎の掛け算。堪能させていただきました。

『ささらぎ駅』の感想

 謎制作は時嶋コウさん。
 クリアに要した時間は50分
 今月のストーリー枠ではありますが、いわゆる感動的なものではなく、パッケージを見たら想像できてしまうという思うので書いてしまいますが、ちょっと暗めな方向でした。いわゆるホラーと言うか、怪談と言うか。
 この枠は、今まで「感動一直線!」という感じだったので、やや辟易していたきらいがないでもなく、今回の『ささらぎ駅』は、ちょうどいい分量でありながら、素敵なストーリーが展開されていて良かったです。好き。

終わりに

 謎制作者の方の名前が分かると、やっぱり楽しいですね!
 SCRAPさんにはぜひ、この施策を続けていただきたいのと、他団体さんもならっていただけると嬉しいですね。