6月26日にオンラインで配信された『聖剣伝説3 25thアニバーサリー オーケストラコンサート』を視聴しました。
感想を書くのが遅れてしまい、現在は見逃し配信の期間外でもあるのですが、備忘録を兼ねて書くことにします。
イベントの概要
1995年9月30日にスーパーファミコンから発売された『聖剣伝説3』。
発売後25周年を記念して2020年5月10日に開催される予定だったものの新型コロナウィルスの影響を受け中止されたコンサートが、オンライン配信という形で2021年6月26日に開催されました。
指揮は大井剛史氏、演奏は東京交響楽団。
無観客での開催でした。
イベントの感想
たいへん良かったですね。
オンラインでの配信ということで、定点での映像だけでなく、奏者の手元を写すようなアングルも多かったです。全身で音を体感できないのは残念ですが、視点という観点では配信ならではのメリットがありました。
コンサートで初めて気がついたのですが『聖剣伝説3』には6人の主人公がいますが、主人公ごとにテーマ曲が設けられていたのですね。意外に耳が覚えているもので、イントロの時点で、
これは……リースのテーマだ! あ、この後、しゃきーんって槍を構える!!
と気づけたりして楽しかったです。
また、配信ということで演奏の風景だけでなく、ゲーム中のプレイシーンが挿入されたのですが、スーファミ版の動画だけでなく、2020年4月に発売されたリメイク版の『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』の動画も流れたのは素敵な演出でした。
同じシーンのビフォーアフターが見られて、やっぱり心情的にはスーファミ版の思い入れが強いのですが、リメイク版も悪くないですね。
終わりに
特に良かったのはアンコールですね。
オンラインでは拍手を届けられないので、そわそわしましたが、さらっとアンコールに入ってくれて良かったです。そして「少年は荒野をめざす」が流れたときは鳥肌が立ちましたね。
「少年は荒野をめざす」は名曲中の名曲だと思うのですが、今回はさすがに『聖剣伝説3』のコンサートだったので『聖剣伝説2』の曲が流れるとは思っていなかったのです。しかし「少年は荒野をめざす」が許されたならば、否が応でも「子午線の祀り」への期待が高まってしまいます。
子午線、子午線、子午線と祈りながら画面を見守っていたら、あのイントロが流れた瞬間、思わずガッツポーズですよ。いやあ、良かったです。『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』もHDリマスター版が発売されましたし、次は『聖剣LOM』のコンサートをお願いしたいですね!