雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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命を賭けてボードゲームを遊ばされる『環魂争賽遊戯』の感想

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 タンブルウィードさんのリアル謎解きゲーム『環魂争賽遊戯』を遊びました。
 タイトルは、かんこんそうさいゆうぎ、と読みます。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 1チーム6名で挑む、ホール型のリアル謎解きゲームです。
 プレイヤーは目の前に提示されたボードゲームを遊び、ゴールを目指すことを目標とします。

ゲームの感想

 引っ越したことでグッと身近に感じられるようになったタンブルウィードさんの公演です。
 再演を機に遊ばせていただきました。
 最初に感じたのはルールの難易度ですね。
 実際に、この公演のために作られたオリジナルのボードゲームを遊ぶことになるのですが、まず、そのルールが難解だと感じられました。
 わたしは、けっこうボードゲームを遊ぶ方なので、まず大枠でざっくりと捉えて、細かい特殊効果はおいおい抑えていくという頭の使い方ができますが、慣れていない方は「え? え? どういうこと!?」って置いていかれかねないほど難しいなと感じました。
 しかも、本作は謎解きでもあるので「そもそも、このボードゲームは何なのか?」であるとか「このボードゲームも謎解きに使うのか?」みたいなレイヤーの異なることも考えはじめると頭がパンクしそうになります


 と言うわけで、多すぎる情報量に翻弄され、ぜんぜん捉えきることができず「こりゃ駄目だな、脱出失敗だ!」と思ったのですが、ラスト数分で閃くことができ、最後は一気に連携しつつ駆け抜けることができ、無事に成功となりました。
 数秒残しでの成功は久々だったので、けっこう興奮しましたし、最後にチーム番号をちゃんと呼んで貰えたときはガッツポーズでしたね。

終わりに

 ルール的な難しさによる取っ付きにくさは上述の通りですが、それを乗り越えた先にある景色は、このゲームならではだと感じました。
 これから挑戦される方は、ぜひ気合を入れて臨んでください。