雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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古代遺跡をマッピングして探索もする『インザルーイン』の感想

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 フダコマゲームズさんのゲームマーケット2019秋の作品『インザルーイン』を遊びました。
 1人から4人用の紙ペンゲームです。

ゲームの概要

 プレイヤーは探索者となり、古代遺跡に隠された宝石を集めることを目的とします。
 山札から地形の描かれたカードをめくり、自分だけのダンジョンを作り、さらに自分だけのダンジョン内を歩き回り、宝石を早いもの勝ちで獲得します。

ゲームの感想

 ダンジョン構築とダンジョン探索を同時に行う、中量級のゲームです
 かつて、紙ペンゲームと言えば、短時間でさくっと遊べる軽量級ゲームの代名詞でしたが、もう、すっかりそんなことはなくなりましたね。


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 山札からめくられたカードを元に、自分だけのダンジョンを生成することになるので、ダンジョンの形自体は、全プレイヤー異なるものになっていきます。しかし、宝石が置かれている場所は固定なので、いかに効率的な迷路を描き、スピーディに回収できるかが勝負の分かれ目です。
 また、巨大なダンジョンを描くことでも勝利点は得られるので、宝石集めにおいて他プレイヤーに追いつけないと思ったら、マッピングに注力すればいいので、勝利へのルートも複数用意されています。

終わりに

 斬新なプレイ感に加え、序盤~中盤~終盤でゲームがじょじょに変わっていくのが魅力です
 クォリティの高い作品なので、紙ペンとだからと食わず嫌いせず、多くの方に遊んでいただきたいですね!