雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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古典に回帰した推理ゲーム『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』の感想

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 ファミコン風コマンド式アドベンチャーゲーム『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 プレイヤーは警視庁の刑事、ある日、上野公園で発見された変死体の事件を捜査します。
 相棒の名前は開明時ケン。お調子者の彼と共に、事件解決のため三重県は伊勢志摩へ向かう。

ゲームの感想

 堀井雄二によるアドベンチャーゲーム『ポートピア連続殺人事件』や『オホーツクに消ゆ』をリスペクトした、ファミコン風の推理ADVです
 全編がチープなドット絵で表現され、旅先で出会う謎の美女や、お調子者の相棒など、お約束がてんこ盛りでした
 最初のうちは懐かしさもあってドット表示させていましたが、目が疲れてからは、ちゃんとアンチエイリアスの効いた拡大表示に切り替えました。この令和の時代に、昭和の風情が残るゲームを今風に遊べることの、なんて幸せなことでしょう。
 私は『ポートピア連続殺人事件』や『オホーツクに消ゆ』を実際にファミコンで遊んでいたので、懐かしさマックスですが、あの時代を知らない方も、擬似的に体験できるという点において、実に素晴らしいコンセプト、素晴らしい完成度の作品でした

終わりに

 秋田県を舞台としたシリーズ第2弾『凍える銀鈴花』も、いずれ機会を見て遊ぶ予定です。