雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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元イマーシブ屋形船シアター、現『パニック屋形船シアター』の感想

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 NOFATEが松竹お化け屋本舗とコラボして手掛けた『パニック屋形船シアター ESCAPE -劇場型屋形船-』に参加させていただきました。
 わたしが参加したのは、クラウドファウンディングのリターンによる先行体験会(?)で当時は「イマーシブ屋形船シアター」と銘打たれていました。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

イベントの概要

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 前半は屋形船遊覧に隅田川観光、後半は観客自身が巻き込まれる、ある種の参加型演劇です
 屋形船と言えば、観光と移動手段がセットになったプラン、もしくは観光と食事がセットになったプランが一般的ですが、本作は観光と体験型演劇をセットにしたと言えます。

イベントの感想

 わたしが参加した頃は、殺人ピエロ風の衣装を身にまとった役者さんがポスターに写っており、ホラー要素が前面に打ち出されていました。
 怖いのが苦手なので、いつ恐怖演出がはじまるのかドキドキしていましたが、上述の通り、前半は観光のみとなっており、隅田川の風景を楽しみました。
 浅草の街並みや東京スカイツリーなど、普段は地上から見上げますが、隅田川から見上げると、普段とは異なるアングルになりますし、視界の隅には水面が見えているので新鮮です。


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 後半に入ると、いきなり演劇がはじまり驚きつつも、内心では「いよいよ、はじまった!」と拍手していました。
 内容についてはネタバレになるので言及を避けますが、イマーシブ要素は薄く、ホラー要素はなく、どちらかと言うとサスペンスで、後は全体戦型の謎解きといった趣きだったので、ジャンル名が「イマーシブ屋形船シアター」が「パニック屋形船シアター」になったのは納得ですし、メインタイトルの『ESCAPE -劇場型屋形船-』は、より実情に即しているなと感じました

終わりに

 開催時間は12時55分上演開始の回と、15時55分開始の回の2種類しかないのは、ちょっと残念だなと感じました。
 わたしは日中時間帯に参加し、昼の隅田川を楽しみましたが、やはり東京スカイツリーが輝く、夜の時間帯は、それはそれで楽しみがあるので、昼回と夜回の2パターンがある方が楽しいのではないでしょうか。