雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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文明を持った動物たちによる三十年戦争『狼禽戦線』の感想


 梟老堂さんのゲームマーケット2022春の新作『狼禽戦線 -文明を持った動物たち-』を遊びました。
 2人専用の対戦型カードゲームです。

ゲームの概要

 梟老堂さんの以前の作品『Jin-Kei Trick』をリデザインした作品です。
『Jin-Kei Trick』はルールとトークンのみの作品となっており、別にトランプを用意する必要がありました。
 本作はカードが同梱されており、また遊びやすいようにカードデザインが整えられています。アートワークも美しく、体験感が向上しています。

ゲームの感想


『Jin-Kei Trick』を持っていますが、2人用のトリックテイキングという言葉に惹かれて購入しました。上述の通り、カードデザインが整えられており、トランプで遊ぶよりも遊びやすいですし、動物たちのアートワークは美麗としか言いようがなく、見た目にも楽しいです
 ただ、プレイ感自体は、ほぼ『Jin-Kei Trick』と同等だったので、『Jin-Kei Trick』を買った身からすると『狼禽戦線』はスルーしても良かったかもしれないと一瞬、感じました。


『Jin-Kei Trick』以来なので、約半年ぶりのプレイとなりましたが、対戦型カードゲームとして一定の面白さは持っています。
 旧題にある通り、どう陣形を組むのかがポイントとなっているゲームです。与えられた手札を見て、相手の手の内を想像しながら陣形を組むのが面白く、いざトリックテイキングが始まると、けっこう答え合わせ感があるので、プレイ感としては、ちょっとトリックテイキングからは遠いかなという印象です。

終わりに

 繰り返しになりますが、アートワークは、ほんとうに素敵です。
『Jin-Kei Trick』未プレイで2人用の対戦型ゲームを探している方にはオススメです。