雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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ミュージカル要素のあるイマーシブシアター『The Dive』の感想


 9月3日から4日にかけて2日間だけ行われたイマーシブシアター『The Dive』にVIPチケットで参加させていただきました。
 たいへん素晴らしかったので感想を書きます。

劇の概要

 観客は宝石店の経営者が主催したライブへの参加客となります。
 パフォーマーによるダンスや歌唱を鑑賞しながら、会場内を自由に移動し、ライブの裏で暗躍する、様々な思惑を目にすることになります。

劇の感想

 NYANさんのイマーシブシアターは、今までに何度か参加させていただきましたが、過去最高にクォリティが高く、物語的にも演出的にも素晴らしく満足度が高かったです
 最初に感じたのは、圧倒的な空間力ですね。
 豪華な調度品の数々に、地下であるにも関わらず吹き抜けのホール。着飾ったキャストの方々も美しく、開演前からテンションが上がりました。



 イマーシブシアターに参加するときは、これと決めた人物を追うようにしたのですが、本作に限って言えば、特定のキャストを最初から最後まで追うのではなく、ずっとメインホールに留まり、ひたすらライブを堪能するのでも良かったかなと感じました。
 と言うのも、メインホール以外で繰り広げられるストーリーは少なめで、なんだかんだ物語がメインに集中していたからです。登場人物を追うよりも、ずっとメインにいた方が、話の本筋を追えたかもしれません。
 とは言え、イマーシブシアターには十人十色の楽しみ方があって、そのすべてが受け入れられている感があるので、追っても良いし、追わなくても良い、と考えています。


 ミュージカルとしても良かったです
 高い歌唱力に素晴らしいダンス。それらを目と鼻の先で堪能できたのは幸せでした。
 上演中にすべての物語を理解しつくすことはできませんでしたが、後から情報を仕入れることで補完することができ、総合的に楽しむことができました。

終わりに

 NYANさんの公演は、ずっと追ってきたからこそ、このクォリティの作品を楽しむことができて、とても良かったと感じました。
 会場を抑えるのも大変でしょうが、是非もっと長期にわたって開催することで、より多くの方にこの素晴らしい作品に触れていただきたいですね。