ダンスカンパニーDAZZLEによるイマーシブシアター『百物語 - 夜香花 -』に参加してきました。
久遠チケットで1回、オンラインチケットで2回、楽しませていただきました。
劇の概要
観客は百物語の儀式の参加者となります。
目前で語られる怪談を聞きながら、自分たちを待ち受ける結末に向き合います。
劇の感想
冒頭にも書きましたが、久遠チケットで参加させていただきました。
金額的には刹那チケット5000円、現チケット8000円に対し、久遠チケット12000円なので、躊躇がなかったと聞かれれば嘘になります。
しかし、イマーシブシアターの場合、VIPチケットでしか得られない体験こそが、その最大の魅力とも言えるので、意を決して購入しました。
結論として、久遠チケットを選んだのは間違いではありませんでした。
ネタバレを避けるため、明言は避けますが、久遠チケット、現チケットと刹那チケットとでは、同じ空間にはいますが、物語の理解度や体験度という点において、雲泥の差がありました。
ストーリー重視派として、価格の安い刹那チケットに甘んじなくて良かったと思いました。
久遠チケットと現チケットの差異は、物語の出演するかどうか、そして特別な体験をできるかどうかでしょうか。この点は、イマーシブシアターになにを求めているかで個々人の評価は分かれそうですが、DAZZLEの魅力は何と言っても、指先まで美しく、蠱惑的とも言えるダンスです。舞による風を頬で感じられるほど近くで鑑賞できたのは良かったです。
また、わたしは配役的にお土産を貰うことができ、それも嬉しかったです。
終わりに
11月26日から12月4日にかけて、京都の五條会館にて再演決定とのことです。
伝統的木造建造物で演じられるこの物語が、どのような怪異を生むのか、興味を持たれた方は、ぜひ足を運んでみてください。