雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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ドイツ旅行を追体験する『旅するゲームブック:ブレーメン』の感想


 Atelier Mimir(アトリエ ミーミル)の山中麻未さんによる『旅するゲームブック:ブレーメン』を遊びました。
 旅行気分を味わえる体験型ガイドブックです。

本の概要

 ゲームブックは物語の行方を読者が選択する、ゲーム要素のある小説です。
 本作はゲームブックの要素を持つ旅行記です。プレイヤーはドイツはブレーメンの地に降り立った旅行者となり、気になった観光地を、好きな準備で、好きなように巡ることができます
 旅行なので行動には時間制限があります。ブレーメンを隅から隅まで味わうことはできず、時間が来たら帰りの飛行機に乗って帰らなければなりません。どのような旅程を組むかも、本書の楽しみのひとつです。

本の感想

 前作『旅するゲームブック:ウィーン』が素晴らしかったので、楽しみにしていた作品です。
 今回も前回同様、フルカラーの写真入りで観光地が紹介されていて、実に楽しくブレーメン旅行を疑似体験することができました
 訪問した場所を、別紙のマップに書き込むことで、自分が訪れた場所が可視化できる楽しみは前作同様ですが、今回は特定のなにかを見たり、獲得することで絵を塗り潰していくという要素が良かったです。
 デジタルゲームにおける実績解除のようなイメージで、攻略していく感がありました。



 後は、やっぱり知らなかったことを知ることができるのが嬉しいですね。
 ブレーメンと言えば、やはりブレーメンの音楽隊。でも、他にも多くの伝説や伝承があり、意外に自然が豊かであったり、芸術も盛んだったりするのは、初めて知りました。

終わりに

 感想を書くのが遅くなりましたが、シリーズ第3弾の『旅するゲームブック:京都』も購入済みです。こちらも楽しみですね!