雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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ファラオが残した謎を解き明かす『QUEST PYRAMID』の感想


 ドイツはライプツィヒで2019年に創業したリアル謎解きゲーム施設EscapeWelt(エスケープヴェルト)が手掛けた『QUEST PYRAMID』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 本作はエスケープヴェルトが、自宅でも謎解きを楽しめるようにと思って制作したESCAPE ROOM IN A BOXシリーズの1作です
 国内ではパズルで知られるハナヤマ社が輸入しており、わたしはクラウドファウンディングのKibidango経由で購入させていただきました。
 定価は99ユーロなので、1ユーロ140円計算で13,860円ほどです。
 ただ、定価はあくまで定価で、公式で通販すると50%Offになる様子なので、実際は7,000円+送料と言ったところでしょうか。
 わたしがクラウドファウンディングで入手したときは、日本円定価10,000円に対し15%Offだったので、かなりお得だったかなあという印象です。

ゲームの感想


 クリアに要した時間は50分。
 見た目のインパクトが凄まじかったので、期待して臨んだのですが、思っていたよりも工程数が少なく、やや肩透かしを受けました
 この手の謎解きですと、ドイツのiDventure社がリリースしている『Cluebox』シリーズが先行しています。
『Cluebox』シリーズと比較すると、本作は謎の完成度や工程数という観点において一段下がる印象ですが、『Cluebox』が遊び終えたらしまい込んでしまうのに対し、本作は見た目のインパクトが凄まじく、来客時に飾っておいて、来客者が気に留めるようであれば、手に取ってもらって遊んでもらうこともできるなと感じました
 ゲストに遊んでもらうことを考えると、1時間以内というプレイ時間も適性に感じられますし、最後に待ち受ける驚きを考えると、様々なストーリーを工夫できます。

終わりに

 上述の通り、生粋の謎解きプレイヤーにとっては、やや物足りないかもしれませんが、ピラミッド型という見た目のインパクトは耐え難いものです。
 実際にピラミッドを手で持って、あれやこれや回転させながら謎を解くのは楽しいので、気になる方はぜひ挑戦してみてください。