オランダの脱出ゲーム制作団体が手掛けた『REDL0CK』を遊びました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
『REDL0CK』はストーリー要素のある謎解きゲームです。
全4部構想となっており、本作は物語の序章に位置づけられる第1部となります。
殺人事件の犯人に仕立て上げられたプレイヤーが、自ら身の潔白を証明するために謎を解くというストーリーです。
ゲームの感想
意気込みは買うけれど、ちょっと……という感じの作品でした。
クリアに要した時間は2時間30分。途中、何度も詰まり、ネタバレで回答を見たり、親切な方にTwitterでヒントを貰いながら、なんとかエンディングに辿り着くことができました。
本作の最大の特長は、なんと言ってもそのサイズ感でしょう。
両手に収まりきらない大きさと、ずしんとした重み。この物理感は凄まじく、圧倒されます。
しかし、この圧倒的な質量に対し、傾向的には謎解きと言うよりパズルであり、謎解きパートも導線が薄く、やや不親切に感じました。
メーカーが用意しているヒントページも、
え? これが、ヒント……?
と絶句するあまり、クリックするところを間違えてしまったのではないかと疑うレベル。
上述の通り、あの手この手でなんとかクリアには至りましたが、ストーリー的にも続き物の宿命ゆえか、爽快感よりも不完全燃焼感が残ってしまい、ちょっと今ひとつだったかなという印象です。
終わりに
見た目のインパクトから期待し過ぎてしまうのですが、あまり気負いすぎず、まっすぐに受け止めた方が、かえって素直に楽しめるかと思います。
第2部を買うかどうかは……迷いますね。