2022年の時間泥棒賞『ヴァンパイアサバイバーズ』の感想

　poncleによるゲーム『Vampire Survivors（ヴァンパイアサバイバーズ）』を遊びました。
　1人用のローグライクなカジュアルゲームです。

ゲームの概要

『Vampire Survivors』は1人用のデジタルゲームです。
　1回のプレイ時間が、基本的には最大30分で、ローグライクでありながら、シューティングゲーム的で、RPG（育成）要素も含みます。
　明確なストーリーはありませんが、おそらくプレイヤーはヴァンパイアハンターで、時間が尽きるまでにモンスターを退治し続けることが目的です。

ゲームの感想

　きっかけは、チープなドット絵に惹かれたことです。
　遊びはじめてみると、操作はシンプル極まりないことが分かりました。武器による攻撃は、すべてオートで行われ、プレイヤーが行えることはキャラクターを上下左右に動かすだけ。
　四方八方から迫ってくるモンスターを、ただ倒し続けて、ドロップする経験値を拾い、成長させ、やがて画面がモンスターで埋め尽くされてキャラクターのHPがゼロになるか、制限時間の30分が過ぎると終了。
　おおよそ複雑な要素はありません。心を無にして遊べます。

　夢中になって取り組んでしまうのは、きっと次々と新しい要素が解放されるからでしょう。
　新しいキャラクター、新しい武器、新しいマップ……。

もう30分、遊んでから今日は終わりにしよう

　そう決意してゲームをスタートしたはずなのに、ゲームオーバーを迎えてメニュー画面に戻ってくると、なんだか新しい要素が増えていて味見したくなる気持ちを誘ってくるのです。
　わたしはパチンコ未経験者ですが、まさしく無限にパチンコを遊び続けてしまうような中毒性です。
　ここまで実績を解除したら、もうさすがに卒業しよう。何度も自分に言い聞かせながら遊びましたが、気づいたら30時間が溶けていました。ひとつのゲームに時間をかけすぎです……でも……面白かった。