雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

2008-01-01から1年間の記事一覧

桜庭一樹『荒野』サイン会が好評である件について

日時:6月13日(金) 18:30〜19:30 会場:紀伊國屋書店新宿本店 9F特設会場 参加方法:◎5月29日(木)午前10時より、紀伊國屋書店新宿本店1F新刊・文学書売場にて、『荒野』(文藝春秋、税込1764円、5月28日(水)発売予定)をお買い上げの先着150名様に整…

自分へのご褒美はエクスキューズなりうるか

仕事を辛いと思う→自分へのご褒美を買うことを思って耐える→自分へのご褒美を買って癒される→辛い仕事に戻る。 という図式を思い浮かべると「自分へのご褒美」って何だか、バレンタインデーにおけるチョコレートのような存在だなあと思います。仕事を楽しく…

一迅社文庫とエロゲの素敵な関係

先週の金曜日、友人と朝の4時ぐらいまで飲んたのですが、その後、ダブってしまった本を押し付けてやろうと、うちに招いたことを思い出しました。 床に積んでおいた一迅社文庫をおもむろに崩し始め「エロゲー出身が3人もいるな」と言ったのです。で、そのとき…

今日の早川さんを読んだ話

買った話を書いたのだから、やはり読んだ話も書かなくてはなかろう。と言うわけで、読みました。 実は前作、1巻に収録されていた作品は、大半がネットで既に見ていたものだったので、気分的には再読でした。が、今回はちょうどネット巡回をやめていた時期に…

今日の早川さんを買った話

みんな大好き……かどうかは知らないですが、まあ、ファンは多いであろう『今日の早川さん』の2巻、の限定版を買いました。 や、ほんとは通常版を買う予定だったのですが、たまには書店で実物を見てから買ってみるかと思って立ち寄ったところ、限定版は、表紙…

一迅社文庫を応援してみる

特に深い意味があるわけではないですが、唐突に「新規レーベルを応援してみよう!」と思い立ったので↑にある宣伝バナーを、一迅社文庫応援バナーに変えました。 また、来月の刊行予定を見てみると3冊しかなく「これはもしかしたら半年ぐらいはコンプ維持でき…

2007年のSFコミック・アニメ・映像良作品

2ヶ月弱も前の話で恐縮ですが、SFファン交流会の2月例会に参加させていただきました。 テーマは2007年SF回顧「コミック」「メディア」編ということで、SFコミック・アニメ・映像作品それぞれに造詣の深い、福井健太、林哲矢、添野知生のお三方がゲストでした…

オンライン文芸マガジン『回廊』休刊号、発行いたしました

こんにちは、お久しぶりです。秋山が編集長を務めています、アマチュア文芸誌『回廊』の最新号を発行いたしました。 http://magazine.kairou.com/15/ 休刊号となる第15号の特集は「紀行〜旅する者の軌跡〜」です。2004年4月の創刊から、4年という年月を旅し…

すばらしきこのせかいが最高に面白かった件について語らせてください

半年ほど前のゲームで恐縮ですが、スクウェア・エニックスから出ている『すばらしきこのせかい』をプレイしました。今日はその話をちょっと。すばらしきこのせかい出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2007/07/27メディア: Video Game購入: 6人 …

読書症スクリーニングテスト

KAST*1というアル中の度合いを計るテストがあるそうです。いくつかの問題に答えて、その結果、どれだけアルコールに依存しているかが分かるようですが、飲酒を読書と置き換えて読書症スクリーニングテストを作ってみました。一部、無理やりな置き換えもあり…

不熱心なライトノベル読みが2007年下半期を全力で振り返りますよ(前編)

『人類は衰退しました 2』が激烈に面白かったことを、第一に挙げたいと思います。後日、レポートを書きたいと思いますが、これはAtoZ読書会1月例会の課題図書で、発売日にamazonで注文し、買っていたのですが長らく手に取ることをしませんでした。つい積んで…

第19回西荻ブックマーク「ザ・メイキング・オヴ『足穂拾遺物語』」レポート

筑摩書房から『稲垣足穂全集』が刊行された後に、新たに発見された101篇と解題と称された稲垣足穂論からなる『足穂拾遺物語』の刊行を祝して著者や編集者などによる座談会が西荻にて行われ……る予定だったのですが、刊行が遅れてしまったために刊行前夜祭とし…

SFファン交流会1月例会レポート

日下三蔵がゲストだった回に参加して面白かったので、今月も参加してきました、SFファン交流会。今回は評論家の森下一仁を招いて2007年に発表されたSF作品を回顧しつつ、星雲賞候補作について検討するといった趣きでした。 資料として日本長編短編・海外長編…

第138回芥川賞予想&直木賞予想

予想 著者 題名 所収 ◎ 川上未映子 乳と卵 文學界12月号 _ 田中慎弥 切れた鎖 新潮12月号 _ 津村記久子 カソウスキの行方 群像9月号 _ 中山智幸 空で歌う 群像8月号 _ 西村賢太 小銭をかぞえる 文學界11月号 ○ 山崎ナオコーラ カツラ美容室別室 文藝秋号…

新年のご挨拶、そして縮小運営モード移行のお知らせ

あけましておめでとうございます。 1999年に神伝楼という名前でサイトを始め、後に雲上回廊と改め、2003年からはてなにて雲上四季を始め、ときに休みながら今日まで続けてきました。サイトを始めたころは中学生でしたが、今年の3月に大学を卒業し、4月からは…